ことしも、道立三岸好太郎美術館から新年度の日程表が届きました。
ありがとうございます。
道立三岸好太郎美術館は、所蔵品展が基本で、そのほか年に1度、特別展が開かれるというパターンが多いです。
おもに、生前三岸と交友のあった美術家と三岸との「2人展」が企画される場合が多かったのですが、なんと今年は「三岸好太郎と池田満寿夫」がテーマ。
三岸が早世した年に、池田は生まれているので、この2人に直接の面識はありません。
画風で、池田が三岸の影響を受けた形跡もなさそうです。
そこを「感覚的な描写、激しいスタイルの変貌」などに共通点を見出し「本質的に通じ合うものを多々発見することができます」と言っちゃう強引さがステキだと思います。
なお、いまの若い人にはピンとこないかもしれませんが、生前の池田満寿夫はかなりの人気版画家でした。
美術出版社から出ていた月刊誌「みずゑ」の裏表紙は、池田がデザインしたサントリーの広告の指定席でした。
美術だけでなく、小説を書いて芥川賞を取るなど、マルチな活躍ぶりで知られる人だったのです。
年間の展覧会は次のとおり。
4月5日(土)~6月22日(日) 所蔵品展 三岸好太郎の色彩の魅力
6月27日(金)~8月31日(日) チャレンジの人・三岸好太郎 31年の生涯
9月6日(土)~10月19日(日) 特別展 三岸好太郎と池田満寿夫 奇才アーティストの系譜
(初日午後2時から「佐藤陽子 ヴァイオリンとトークの午後」)
11月1日(土)~1月18日(日) 所蔵品展+特別展示 エキゾチック・サッポロ
1月24日(土)~3月26日(木) 所蔵品展 音楽のある美術館 6
ありがとうございます。
道立三岸好太郎美術館は、所蔵品展が基本で、そのほか年に1度、特別展が開かれるというパターンが多いです。
おもに、生前三岸と交友のあった美術家と三岸との「2人展」が企画される場合が多かったのですが、なんと今年は「三岸好太郎と池田満寿夫」がテーマ。
三岸が早世した年に、池田は生まれているので、この2人に直接の面識はありません。
画風で、池田が三岸の影響を受けた形跡もなさそうです。
そこを「感覚的な描写、激しいスタイルの変貌」などに共通点を見出し「本質的に通じ合うものを多々発見することができます」と言っちゃう強引さがステキだと思います。
なお、いまの若い人にはピンとこないかもしれませんが、生前の池田満寿夫はかなりの人気版画家でした。
美術出版社から出ていた月刊誌「みずゑ」の裏表紙は、池田がデザインしたサントリーの広告の指定席でした。
美術だけでなく、小説を書いて芥川賞を取るなど、マルチな活躍ぶりで知られる人だったのです。
年間の展覧会は次のとおり。
4月5日(土)~6月22日(日) 所蔵品展 三岸好太郎の色彩の魅力
6月27日(金)~8月31日(日) チャレンジの人・三岸好太郎 31年の生涯
9月6日(土)~10月19日(日) 特別展 三岸好太郎と池田満寿夫 奇才アーティストの系譜
(初日午後2時から「佐藤陽子 ヴァイオリンとトークの午後」)
11月1日(土)~1月18日(日) 所蔵品展+特別展示 エキゾチック・サッポロ
1月24日(土)~3月26日(木) 所蔵品展 音楽のある美術館 6