追記あり●磯崎道佳「GO-RO-N 起き上がることはない」～阿寒アイヌアートウィーク●2024年12月、釧路へ(4)

(承前)

　阿寒アイヌアートウィークの各会場でいちばん印象に残った作品。
　後志ニセコ地域に住み岩見沢の教育大学で教壇に立つ磯崎道佳さんが、ギャラリー空間いっぱいになるような大きな頭部を据え付けていました。
　
　
　後ろ側から見ると、こんな感じです。

　頭髪にあたる部分には、ところどころに色とりどりの刺繍ししゅうが施されています。
　
　ギャラリーにいた男性によると、来訪者が刺繡できる、参加型の作品だということです。
　
　筆者は針を持つとすぐ指先から出血するような、想像を絶する手先の不器用な人間なので、参加はしてきませんでした。
　でも、結果的に時間が余ったので、一針でも縫ってくれば良かったかもしれません。
　
　
　この作品、パッと見た感じでは、アイヌアートと関係なさそうですが、文様などの変な使いかたをするよりもずっと良いと思います。

※追記。いまサイトを見たら、金土日のみと書いてありましたが、じゃあなんで入れたんだろう？


2024年11月23日(土)～12月15日(日)午前10時～午後5時
野の花ギャラリー(釧路市阿寒町阿寒湖温泉1)

□ねてもいられない　磯崎道佳の美術活動と、日々のお話　http://blog.livedoor.jp/isomippi/

過去の関連記事へのリンク
■わくわく★アートスクール作品展2019 ほんごうしん じゅりん　本郷新な私(2019）

■磯崎道佳展「のぞいて見れば」 (2002、画像なし)

(この項続く)