北海道美術ネット別館

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2024年12月8日。雪の中のギャラリー巡り

2024年12月09日 08時59分40秒 | つれづれ日録
 7日は、旅の疲れが出て、外出できず。


 8日。
 この日で終わる展覧会が多く、ギャラリー巡りにあわてて出発。
 もちろん、1 Day きっぷ(520円)を買いました。

 茶廊法邑で Charles Warthen 展。
 米国ボストン生まれ。米国で美術を学んだ後、東京藝大→ドイツ・ケルン在住を経て、広島市立大芸術学部の教授となり、退職して昨年から札幌に在住しているとのこと。
 まるで本物そっくりに見えるパンや、顔面に直方体が衝突している石膏像など、ユーモラスな彫刻が並んでいました。幾何学的な平面は、カッターナイフの刃をレモン汁に漬けてさびを生じさせて、紙に貼り付けたそうです。
 8日で終了。

 地下鉄東豊線から、さっぽろ駅で南北線に乗り換え、中島公園駅へ。

 ギャラリー創鈴木果澄展
 7日に始まったばかり。
 作者がいなかったので、午後に再訪することにしました。

 中島公園駅から南北線に乗り、大通駅で東西線に乗り換え、円山公園駅で降車。
 ローソンでサンドイッチと野菜ジュースを購入しました。
 駅ターミナルでバスの時刻をチェックしたら Google Map が出した時刻とまったく違っていて、愕然。グーグルマップは信じちゃだめだなと痛感しました。

 ジェイ・アール北海道バスの桑園円山線で啓明ターミナルへ。
 ギャラリー門馬で、高橋一矢「ナスの葉っぱがミニトマトの葉っぱに被さり、太陽を遮った。」
 4分半の映像と、そこに登場する陶器やプランター、トイカメラで撮ったかのような解像度の低い写真など。
 サブタイトルがウクライナ語でした。ひょっとしたら、海外情勢にたとえて、共存のむつかしさを表現しました、などというつもりなのかなとも思いましたが、ステイトメントなどはありませんでした。
 8日で終了。

 啓明ターミナルに戻り、ジェイ・アール北海道バスの山鼻環状線に乗りました。
 南9条西7丁目まで行き、再びギャラリー創。作者に取材。
 写真のTさんが来ていました。

 南北線と東西線で札幌市資料館へ。
 「あー君の世界へようこそ」は絵画。アールブリュットを掲げてはいませんが、その系統。会場にいた女性から、最終日なので半額ですと言われました。
 「古賀なお美 作品展」も絵画。十数センチほどの正方形の紙に描いた抽象画40点ほど。
 「藁と和紙の創作展」は伝統工芸的な、わらでつくった力士の置物など。
 「遥かなる悠久の大地」は撮影ツアーでパキスタンを訪れた女性2人の写真展。
 
 「亜麻の写真と手織布展」は興味深かったです。自宅に亜麻を植えて、その茎から糸を作って布にしている女性の主催。糸を作るのは大変な苦労だと話していました。栽培や糸紡ぎの様子を撮った写真もありました。

 次は札幌市民ギャラリー、と思ったら、北海道教職員美術展は3時で終わっていることに気づきました。

 コンチネンタルギャラリーの横を通ったら、犬の写真展の看板が出ていましたが、入りませんでした。
 腹が減ったので、石山通の「S」で牛丼。
 
 東西線にひと駅乗って大通へ。
 イベントスペースEDiT に行きました。2人展が開かれているはずですが、なぜか入り口の扉が開きません。入り口に続く階段にはおばけの置物が並んでいたし、コンセプトなどを記した紙も貼ってありましたが…。

 カフェビストロ+ギャラリー・オマージュで「こあやこてん ゴォルド」。

 次にらいらっく・ぎゃらりいで、いくこのアナログ日記365日チャレンジ展。 

■「いくこのアナログ日記365日チャレンジ」展 (2024年12月4~9日、札幌) - 北海道美術ネット別館

道銀文化財団らいらっく・ぎゃらりいのサイトには書かれていないのですが、日高管内浦河町の画家田中郁子さんの個展です。新道展会員であり、臨床美術の現場でも活躍してい...

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 三越ギャラリーにも寄りました。

 最後の三つは9日まで。


 12月に入ってから足を運んだギャラリーは22カ所になりました。


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