すでに10月末にできていたのだが、アップするのをすっかりわすれていた。
札幌のイベント、スポーツ、観光、芸術などの情報を発信するブースである。
年末年始(12月29日-1月3日)をのぞく毎日、午前10時から午後8時まであいているそうだ。
きょうのイベントをスクリーンで流しているほか、各種フライヤーやちらしが置いてある。
週ごとの情報をまとめた「ウィークリープレス」もある。
場所は、地下鉄南北線大通駅の地下コンコース北改札口の横。
大通駅だと、オーロラタウンに近く、ポールタウンや三越やリーブルなにわや不二家のある方とは反対側である。
昨年の11月、1カ月間だけだが、おんなじ位置に、似たような情報発信ブースが「さっぽろアートステージのキーステーション」として設置されていたのをご記憶の方もいるだろう(■参考)。
情報を流してもらいたい人は、下にリンクをはっておいたサイトから申し込むと良いとのこと。
ただ、のぞいてみると、美術関係は
「美術展」「工芸展」「陶芸展」「書道展」「写真」
という分類になっている。
工芸と陶芸が別というのが、ちょっとふしぎ。
情報は「ウィークリープレス」のほか、もちろんサイトでも見ることができる。
ちなみに「ウィークリープレス」の創刊号に載っている情報のうち、「工芸展」は3、「写真」は4、「美術展」は21。
網羅性に関しては、まだまだ発展途上である。
正直言って、北海道新聞を日々チェックするか、あるいは、シリウス通信や北海道美術ブログを見るのにくらべると、情報量が少なすぎである。
これから充実していくことを期待したい。
筆者は別に北海道美術ブログを好きでやってるのではなくて、ほかに誰もやらないからやっているだけのことなのだ。
しかし、充実した結果、持ち込まれるフライヤーや案内状が札幌時計台ギャラリーやスカイホール並みになれば、逆に、あのちいさなスペースにはとうてい並べ切れないだろうと思う。
もうひとつ、「そもそも論」を述べれば
「これって行政の仕事なの?」
以前は、文化関係の情報を手に入れたい人は、タウン誌を買う-というのが常道であった。
しかし、2003年に「イエローページ」「さっぽろタウン情報」が相次ぎ休刊し、文化の情報を網羅する紙の媒体がなくなってしまった。(■参考。03年の「つれづれ日録」11月22日の項)
その状態を打破しようとした人たちのうち、ジャズなどの音楽愛好家は「さっぽろヴィレッジヴォイス」などを創刊してがんばっている。
この事業はたしかに便利ではある。だが、正直なところ、そういった民業を圧迫する面があるのではないだろうか。
まあ、旅行者向けだと思えば、理解できるのだが…。
http://www.sapporo-info.com/index.php
札幌のイベント、スポーツ、観光、芸術などの情報を発信するブースである。
年末年始(12月29日-1月3日)をのぞく毎日、午前10時から午後8時まであいているそうだ。
きょうのイベントをスクリーンで流しているほか、各種フライヤーやちらしが置いてある。
週ごとの情報をまとめた「ウィークリープレス」もある。
場所は、地下鉄南北線大通駅の地下コンコース北改札口の横。
大通駅だと、オーロラタウンに近く、ポールタウンや三越やリーブルなにわや不二家のある方とは反対側である。
昨年の11月、1カ月間だけだが、おんなじ位置に、似たような情報発信ブースが「さっぽろアートステージのキーステーション」として設置されていたのをご記憶の方もいるだろう(■参考)。
情報を流してもらいたい人は、下にリンクをはっておいたサイトから申し込むと良いとのこと。
ただ、のぞいてみると、美術関係は
「美術展」「工芸展」「陶芸展」「書道展」「写真」
という分類になっている。
工芸と陶芸が別というのが、ちょっとふしぎ。
情報は「ウィークリープレス」のほか、もちろんサイトでも見ることができる。
ちなみに「ウィークリープレス」の創刊号に載っている情報のうち、「工芸展」は3、「写真」は4、「美術展」は21。
網羅性に関しては、まだまだ発展途上である。
正直言って、北海道新聞を日々チェックするか、あるいは、シリウス通信や北海道美術ブログを見るのにくらべると、情報量が少なすぎである。
これから充実していくことを期待したい。
筆者は別に北海道美術ブログを好きでやってるのではなくて、ほかに誰もやらないからやっているだけのことなのだ。
しかし、充実した結果、持ち込まれるフライヤーや案内状が札幌時計台ギャラリーやスカイホール並みになれば、逆に、あのちいさなスペースにはとうてい並べ切れないだろうと思う。
もうひとつ、「そもそも論」を述べれば
「これって行政の仕事なの?」
以前は、文化関係の情報を手に入れたい人は、タウン誌を買う-というのが常道であった。
しかし、2003年に「イエローページ」「さっぽろタウン情報」が相次ぎ休刊し、文化の情報を網羅する紙の媒体がなくなってしまった。(■参考。03年の「つれづれ日録」11月22日の項)
その状態を打破しようとした人たちのうち、ジャズなどの音楽愛好家は「さっぽろヴィレッジヴォイス」などを創刊してがんばっている。
この事業はたしかに便利ではある。だが、正直なところ、そういった民業を圧迫する面があるのではないだろうか。
まあ、旅行者向けだと思えば、理解できるのだが…。
http://www.sapporo-info.com/index.php
アートが好きで多くの人に観て欲しいと思う気持ちからではなかったのですね。
正直ガッカリしました。
今はギャラリーのHP、作家のHP、個人の日記など自分の得たいと思う情報を得る手段はいくらでもあると思いますが・・・。
また、好きでなければここまで続けて来れないとも思いますが・・・。
わたしは、美術を見て回るのは大好きですし、北海道美術ネットと別館も好きだからこそ続いています。
ただ、美術ブログのほうは、正直なところ、かなりの負担です。
月イチの更新作業だけで3、4時間はかかります。
元になるDM集めなどにもかなりの時間がかかっています。
これらの時間を、別館の、まだアップできていないエントリの執筆とか、リンク集の更新、地図の作りなおしなどにあてることができれば、どんなにいいかと思います。
>今はギャラリーのHP、作家のHP、個人の日記など自分の得たいと思う情報を得る手段はいくらでもあると思いますが・・・。
まあ、口で言うのは簡単ですけど。
それをひとつにまとめるのはけっこう大変ですよ。
ギャラリーにしても、自前のサイトを持っていないところが多いですし。
ヤナイさんが美術が好きで多くの人に観てもらいたいというのは観ていればわかります。
北海道美術ネットの更新が大変なのも分ります。
私も僅かですが、告知をしていますので。
ここを読まれている皆さんもそれは分っていると思いますよ。
>北海道美術ブログを好きでやってるのではなくて、ほかに誰もやらないからやっているだけのことなのだ。
きっかけは何にしろ、自分で起こしているブログであれば、これは書くべきではないということです。
言葉を変えれば嫌々やっているということになり、仕事ではないのだからそんな気持ちでやっているのなら信頼感が薄れますよ。
>今はギャラリーのHP、作家のHP、個人の日記など自分の得たいと思う情報を得る手段はいくらでもあると思いますが・・・。
ネットを利用している人の多くは自分が欲しいと思う情報があれば、労は惜しまないということです。
ありがとうございます。
美術ブログについてはあまり反応がないので、励みになります。
>これは書くべきではないということです。
「べし」という当為の助動詞をこういう文脈で使われても正直なところ当惑いたします。
逆の立場で考えていただきたいのですが、たとえばわたしが
「bi_suiさんは藤谷さんの会場を途中で出て『絵画の場合』や谷口顕一郎展を見るべきであった」
と書いたとしたら、どういうお気持ちになるでしょうか。
「好きでない」と「嫌々」の間には、ずいぶんニュアンスの懸隔があるようにも思います。
わたし自身は、「好き」でも「嫌い」でもないものって、いっぱいあります。
>そんな気持ちでやっているのなら信頼感が薄れますよ。
客観的な情報だけのコンテンツの信頼度と、その作業に対する好悪の度合いに、相関関係があるとは、わたしにはとても思えません。