東京芸大学長も務めた彫刻家で、文化勲章を授賞した澄川喜一さんの訃報が、6月22日の新聞各紙に掲載されています。
4月9日、91歳で亡くなっていたとのことです。
澄川さんといえば、木彫の代表的シリーズ「そりのあるかたち」。
カーブし、反ったシャープな形態で、どこか日本刀のような「和」のテイストも漂わせながらも、理知的な作風です。
晩年に一気に知名度を高めたのが、東京スカイツリーの監修でしょう。
もっとも、スカイツリーは、反ったら大変ですが…。
1980年に旭川市などが主催する中原悌二郎賞の優秀賞を受賞。
2001年には、故郷の松江湖畔公園に設置した野外彫刻が本郷新賞を受賞し、その受賞記念展が札幌彫刻美術館で開かれています。
また、札幌芸術の森野外美術館、洞爺湖ぐるっと彫刻公園には石の作品が設置されているほか、JR釧路駅前には「光る風」があります。
ご冥福をお祈りします。
過去の関連記事へのリンク
澄川喜一 釧路の野外彫刻(1)
澄川喜一彫刻展(2001、画像なし)
4月9日、91歳で亡くなっていたとのことです。
澄川さんといえば、木彫の代表的シリーズ「そりのあるかたち」。
カーブし、反ったシャープな形態で、どこか日本刀のような「和」のテイストも漂わせながらも、理知的な作風です。
晩年に一気に知名度を高めたのが、東京スカイツリーの監修でしょう。
もっとも、スカイツリーは、反ったら大変ですが…。
1980年に旭川市などが主催する中原悌二郎賞の優秀賞を受賞。
2001年には、故郷の松江湖畔公園に設置した野外彫刻が本郷新賞を受賞し、その受賞記念展が札幌彫刻美術館で開かれています。
また、札幌芸術の森野外美術館、洞爺湖ぐるっと彫刻公園には石の作品が設置されているほか、JR釧路駅前には「光る風」があります。
ご冥福をお祈りします。
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