北海道美術ネット別館

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2014年4月20日は9カ所

2014年04月21日 01時11分11秒 | つれづれ日録
 ギャラリー回りの行程を時系列でつづる前に、きょうの反省と教訓から。

 まず反省は「ドニチカきっぷより1dayカードを使うべきだった」

 「ドニチカ」が500円、「1day」が1000円なので、その日のうちにバスに3度乗ることがあらかじめ分かっていれば、「1day」を利用した方が得である。
 したがって、ギャラリー門馬の冬季休業が終わって、ギャラリー回りの行程に組み込まれるようになれば、「1day」以外に選択の余地はない。
 しかし、消費税の税率アップにともない、バスの2区の運賃は240円に上がっている。ということは、長い距離に2回乗るだけの予定の日でも、「1day」と「ドニチカ」の差はわずか20円しかない。だったら、行程は関係なく、最初から「1day」を使う方が、なにかと融通がきいて便利である。


 次に教訓。というか、参考情報。
 道立近代美術館で開催中の「ミュシャ展」であるが、出品点数がなんと246点もあるため、ちょっと急ぎ足で見てもたっぷり1時間半はかかるので、ご注意を。


 きょうは9カ所。

 札幌市資料館→札幌市民ギャラリー(第41回北海道抽象派作家協会展、第41回美工展)→サッポロファクトリー・ウォールギャラリー→粋ふよう→趣味の里ギャラリー→さいとうギャラリー→丸井今井札幌本店美術工芸ギャラリー→ギャラリー大通美術館→道立近代美術館(ミュシャ展

 資料館は、twitterでもつぶやいたが、「第25回木もれび会展」に、斎藤由美子さんが水彩を展示していた。
 この会は岸本裕躬さんの教室展OB・OGが結成したものだが、25回という回数にあらためて驚く。

 ファクトリーは「狩勝峠鉄道写真展 in SAPPORO」。30日まで。
 鉄道ファンは見るべきだと思う。朝10時から夜10字まで開催しているのもありがたい。
 会場は2条間1階の東寄り。1966年に新しい狩勝トンネルが開通するまで国内有数の難所として、そして絶景としても知られた狩勝峠ルートを当時の写真約50枚で紹介するもの。新内にいない駅構内のSLなど貴重な鉄道写真が多いが、保線工事の風景などいっぷう変わったものも。
 びっくりしたのは、SLの煙害防止のため、トンネルの出入り口に「垂幕」を作り、それを人力で上げたり下げたりしていたということ。その作業に携わる国鉄職員は、トンネルの中を歩いて通勤していたという。
 主催は「狩勝高原エコトロッコ鉄道」。なかなか見ごたえある写真展だった。

 趣味の里ギャラリーは「ハンマー会同人展 道教大札幌校・工芸研究室OBによる」。
 ウクレレや鉄道模型の中に、小林繁美さんの金属作品が交じっていた。20日で終了。

 さいとうギャラリーでは、十勝管内音更町のガラス作家勝野好則さんの個展。20日まで。

 ギャラリー大通美術館では、ESA15回展。
 シルクペインティングを教えていたエスター・ショエットさんがニュージーランドに帰国してからもう15年になるのか。後継者が、師匠の不在をにもかかわらず15年続けてきたことに感慨を抱く。20日まで。


 ミュシャ展のあと、会社に行き、原稿を出したが、疲れがたまっていてほとんど仕事にならず。


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