北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

■駒澤千波「ふたつめの言葉」 (2014年1月6日~26日、札幌)

2014年01月25日 08時08分08秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 卓越した厚みのある描写力で、動植物や人間を組み合わせた画面を構築する日本画家の駒澤千波さん(札幌)。  昨年夏の個展も見ましたが、単なる写実の能力の高さや実在の動物に想像上の要素を合体させるユニークさのみならず、元来の日本の絵画が持っていた装飾性を加味して、新たな世界を作りだそうと工夫を重ねていたのが印象的でした。  今回の個展では、旧作と近作を織り交ぜて展示しているのだと思います。そして、旧 . . . 本文を読む

■資料館をARTする。 (2014年1月15~26日、札幌)

2014年01月25日 01時25分25秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 NPO法人 h.i.p-a の中居栄幸代表がキュレーターを務めるグループ展で、2009年からは大正期に建てられた石造りの札幌市資料館を会場に毎年開催されている(ただし、今回のは、本来なら2013年暮れに開かれるものだったと思われる)。  資料館はいまは、2階の6室が貸しギャラリーとして使われているが、この展覧会では、ふだんは展示には用いられない玄関、廊下、控え室、階段などもフルに使って、「展示さ . . . 本文を読む

1月24日(金)のつぶやき(23日深夜のつぶやきを含む)

2014年01月25日 01時02分32秒 | 未分類・Twitterまとめ他
 NHK科学文化部 @nhk_kabun 23:30 東日本大震災の発生から、1050日目を迎えました。 今でも一部区間が不通になっている岩手県沿岸部を走る三陸鉄道の復旧工事がほぼ終わり、運転再開に向けて23日から国の検査が始まりました。 大震災を巡る様々な今日をツイートします。 梁井 朗@北海道美術ネット別館さんがリツイート | RT from HootSuite返信 リツイート . . . 本文を読む

■楢原武正展 大地/開墾<2014-1> 大通美術館にて黒い種子をうえる(2014年1月14~26日、札幌)

2014年01月24日 01時24分24秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 楢原武正さんに、久しぶりにお会いした。  楢原さんは「大地/開墾」と名付けたインスタレーションのシリーズを発表し続けている作家で、今年72歳を迎えるが、非常にお元気かつ豪快な方で、芳名帳に自分の名前を書くときも、だいたいいつも3人分のスペースを使っている。  本来の職業は看板屋さん。  仕事で出たブリキや釘などの廃品を集めて、巨大なインスタレーションの素材にしている。  今回も、5部屋に分割 . . . 本文を読む

1月23日(木)のつぶやき その2

2014年01月24日 00時59分46秒 | 未分類・Twitterまとめ他
 梁井 朗@北海道美術ネット別館 @akira_yanai 21:05 札幌【開催中】pray 紅露はるか展=12月9日~27日・1月6日~31日(金)9am~5pm、土日祝休、北海道文化財団アートスペース(中央区大通西5 大五ビル3階 haf.jp ) harukaharu.fc2web.com 心やすらぐ日本画 1 件 リツイートされました from HootSuite返信 リツイート お気 . . . 本文を読む

1月23日(木)のつぶやき その1

2014年01月24日 00時59分45秒 | 未分類・Twitterまとめ他
 梁井 朗@北海道美術ネット別館 @akira_yanai 00:00 @ya5u5hi_ito いまスマホなので、よくわからないですが、パンクの台頭で、リズムの音がだいぶ大きくなりましたね。 from モバツイ / www.movatwi.jp返信 リツイート お気に入り  NHKニュース @nhk_news 00:30 【速報 JUST IN 】田中将大 ヤンキースと合意 nhk.jp/ . . . 本文を読む

■「和」を楽しむ (2014年1月5~23日、札幌)

2014年01月23日 01時23分23秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 お正月にあわせ、茶廊法邑 さ ろうほうむらが企画した展示。あかり、写真、日本画、書の屏風、漆の立体など、多彩な分野の作品が展示されており、会期も、おなじ会場での通例の展覧会よりも長めだ。  で、特筆したいのは、会場構成の見事さ。  25組も出品しているのに、ごちゃごちゃした感じはまったくなく、すっきりとしている。  会場に入ってすぐ、左側に写真や洋画が置かれ、奥には大きなサイズの屏風やあかりを . . . 本文を読む

1月22日(水)のつぶやき

2014年01月23日 00時57分47秒 | 未分類・Twitterまとめ他
 宮田徹也 @nkbskmt 11:54 「芸術、遊び、違反は、労働の正規性を司る諸原理の否定という単一の運動のなかに、固く結合しあった形でしか互いに出会うことがない」バタイユ『ラスコーの壁画』。諸原理とは政治であり、政治にとって最も危険なのは芸術である。芸術は政治を凌駕するので規制される。しかし芸術は人間の本質である。 梁井 朗@北海道美術ネット別館さんがリツイート | RT from Ho . . . 本文を読む

大本靖さん死去(札幌の版画家)

2014年01月22日 22時22分22秒 | 新聞などのニュースから
 札幌の木版画家、大本靖さんが、1月20日亡くなったそうです。22日の北海道新聞朝刊が伝えました。  88歳でした。  大本さんは、歴史の新しい北海道の版画界では「はしり」ともいえる存在でした。  20世紀の日本を代表する木版画家のひとりだった北岡文雄さん(1918~2007)が、戦後の一時期、夫人の実家があった札幌に滞在していました。その北岡さんを囲むように1954年に生まれたのが、札幌版画協 . . . 本文を読む

1月21日(火)のつぶやき その2

2014年01月22日 00時58分16秒 | 未分類・Twitterまとめ他
 梁井 朗@北海道美術ネット別館 @akira_yanai 17:17 防風林初日と同じ日だ。 QT @kiiibooo 第2回札幌500m美術館賞グランプリ展に際してシンポジウム「環境と美術」を開催■2月1日(土)16:30-18:00■CAI02 札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2■スピーカー|大黒淳一、長谷川裕子、端聡■モデレーター|北村清彦 from twitcle返信 リツイート お . . . 本文を読む

1月21日(火)のつぶやき その1

2014年01月22日 00時58分15秒 | 未分類・Twitterまとめ他
 だの @Dhanow 00:08 新冠←にいかっぷ 占冠←しむかっぷ 愛冠←あいかっぷ 単冠←ひとかっぷ 正利冠←まさりかっぷ 世界冠←わーるどかっぷ 明治越世流超冠←明治エッセルスーパーカップ 梁井 朗@北海道美術ネット別館さんがリツイート | RT from web返信 リツイート お気に入り  玉川 薫 @tamagawakaoru 23:51 正しいことを言うときは 少しひかえ . . . 本文を読む

鷲見憲治さん死去(北見、オホーツク地方の長老画家)

2014年01月21日 09時39分40秒 | 新聞などのニュースから
 北見在住の画家、鷲見 す み 憲治さんが亡くなったそうです。94歳でした。  オホーツク地方の長老画家として、北見地方で芸術の機運がはじめて高まった戦前から、地元の美術を牽引してきた存在でした。  実は、筆者は一度もお話ししたことがありません。  自分にとっては、すでに歴史的というか、伝説的な存在でした。  昨年春、北網圏ほくもうけん北見文化センターで開いた個展が、最後の発表になったのではない . . . 本文を読む

■New Point Vol.11 (2014年1月16~21日、札幌)

2014年01月21日 01時21分21秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 1月恒例のグループ展「New Point」も11回目。  前身は、畑野天秋さんが知り合いに声を掛けて開いていた「お正月展」。1997年の「お正月展」の出品者は6人だったようだから、知り合いが知り合いを誘うかたちで、少しずつ拡大してきたようだ。画風も、分野も、ばらばらなのが、かえっておもしろい。 (ちなみに97年の出品者は、渡辺慶子、友野直実、鈴木涼子、伊藤ひろ子、小石巧の6氏。この数年は誰も「N . . . 本文を読む

1月20日(月)のつぶやき

2014年01月21日 00時59分13秒 | 未分類・Twitterまとめ他
 梁井 朗@北海道美術ネット別館 @akira_yanai 00:57 朝日新聞の書評面、ちくまプリマー新書の「『流域地図』の作り方」を、川端裕人さんが評しているのを読んで、思わずニヤリ。なんたって「川の名前」の作者だもんね~。 2 件 リツイートされました from jigtwi返信 リツイート お気に入り  梁井 朗@北海道美術ネット別館 @akira_yanai 01:28 国道36号 . . . 本文を読む

2014年1月18日の続き。計11カ所

2014年01月20日 21時40分00秒 | つれづれ日録
(承前)  東豊線でさっぽろへ。  まず北口に出て、ギャラリーエッセで「「北海道水彩風景画展」inロシア 報告展」(~19日)。  真鍋敏忠、竹津昇、石垣渉の3氏の水彩画展。画風は三者三様なのが楽しい。  竹津さんと石垣さんは昨年、ノボシビルスクを訪れており、その際にスケッチして描いた風景画も展示されていた。竹津さんは、オビ川を描いていて、絵の具がどんどん凍っていったそうだ。  パセオからES . . . 本文を読む