新道展に抽象的な傾向の作品を出している
安味真理(北広島)、
堅田智子(苫小牧)、
田中郁子(日高管内浦河町)、
楓月まなみ(札幌)、
水高和彦(恵庭)の5氏によるグループ展。
※以下の紹介で、安味さんの名と堅田さんの名が入るべき場所がさかさまになっていたので11月5日朝、訂正しました。申し訳ございませんでした。お詫び申し上げます。
2019年に、新道展と柴橋伴夫氏(詩人、美術評論家)の企画、ギャラリーエッセの協力で始まったこの展覧会。第1回のテーマは「流動の形象の方へ」でした。
以降、
2021年 空間の宙へ
2022年 「きざし」の造形
と続き、今回のお題は「『風の音』の造形」だそうです。
冒頭画像は水高さん「風のコンポジション」。
マチエールの違いと2種類の白で画面をつくっており、3枚の支持体をまたぐように、円弧のような滑らかな曲線が走っています。
ただ、実物を見ると伝わるのですが、写真ではちょっとわかりにくいですね。
白くて一瞬わかりづらいこと自体が、「風の目に見えなさ」の隠喩のようになっているといえるかもしれません。
怒濤の勢いで作品を発表している楓月さん。
今回は細いリボンを支持体に埋め込むように大量に整列させて、その隙間に、はたきのようなパーツをいくつも差し込んでいます。
空調の風で動く仕組みのようです。
次は安味さん。
左は「やさしい風」。
右の明るい黄緑の絵は「春が溢れる」。
春を迎えたよろこびや、季節が内包する生命のようなものの表現でしょうか。
田中さんも札幌、苫小牧での個展や、地元・浦河でのグループ展、主体展での入賞など、非常にたくさんの発表をしています(12月には、札幌のらいらっく・ぎゃらりいで、日々つけている「アナログ日記」を発表する個展を開きます)。
「№ 59」は、途中で折れ曲がった壁面を利用した平面インスタレーション。
大小さまざまな色と形状のパーツがおよそ20個組み合わさっています。
堅田さんは縦位置の絵が2点。
画像は、そのうちの1点です。
画面を斜めの線がせわしなく走り、安定したフォルムと対照的です。
このグループ展は第1回から顔ぶれが変わっていません。
来年、第5回を開くことはもう決まっているのだそうです。
2024年10月29日(火)~11月3日(日)午前11時~午後6時(最終日~4時)
GALLERY ESSE (札幌市北区北9西3 レ・ノール北9条)
過去の関連記事へのリンク
水高和彦ミクストメディア展 (2024年9月)
■水高和彦ミクストメディア展 (2024年3月)
■第64回新道展(2019)
水高和彦 白の世界 (2019)
■第45回北海道現展(2024年9月)
■楓月まなみ展「空(くう)より花咲きいでて、一条の光」 (2024年5月2ー15日、深川)
■つらなるかたち Fractal Odyssey (2023年11月25日~12月3日、札幌)
まるまるもりもり
■楓月まなみ展「ときめきをときはなして」 (2022年11月2~7日、札幌)
■第64回新道展 (2019)
■第3回 バックボックス展 (2019)
■AXIS NORTH (2019)
■素材としての写真拡張展 ~写真か?vol.4~ (2024年2~3月)
■田中郁子展 つながるさきへ(2022)
ファイナル バックボックス + will win 展 (2022)。【告知】はこちら
【告知】第48回北海道抽象派作家協会展/第4回バックボックス展 (2021)
【告知】will win 展 ~描くしかできない人達 (2020)
■第3回 バックボックス展 (2019)
■第46回北海道抽象派作家協会展 (2019)
■第63回新道展 (2018)
■バックボックス展
(2018)
■第四十五回北海道抽象派作家協会展 (2018年4月)
■44th 北海道抽象派作家協会展 (2017)
■TAPIO LAST 終章 (2016)
■44th 北海道抽象派作家協会展 (2017)
安味真理(北広島)、
堅田智子(苫小牧)、
田中郁子(日高管内浦河町)、
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※以下の紹介で、安味さんの名と堅田さんの名が入るべき場所がさかさまになっていたので11月5日朝、訂正しました。申し訳ございませんでした。お詫び申し上げます。
2019年に、新道展と柴橋伴夫氏(詩人、美術評論家)の企画、ギャラリーエッセの協力で始まったこの展覧会。第1回のテーマは「流動の形象の方へ」でした。
以降、
2021年 空間の宙へ
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と続き、今回のお題は「『風の音』の造形」だそうです。
冒頭画像は水高さん「風のコンポジション」。
マチエールの違いと2種類の白で画面をつくっており、3枚の支持体をまたぐように、円弧のような滑らかな曲線が走っています。
ただ、実物を見ると伝わるのですが、写真ではちょっとわかりにくいですね。
白くて一瞬わかりづらいこと自体が、「風の目に見えなさ」の隠喩のようになっているといえるかもしれません。
怒濤の勢いで作品を発表している楓月さん。
今回は細いリボンを支持体に埋め込むように大量に整列させて、その隙間に、はたきのようなパーツをいくつも差し込んでいます。
空調の風で動く仕組みのようです。
次は安味さん。
左は「やさしい風」。
右の明るい黄緑の絵は「春が溢れる」。
春を迎えたよろこびや、季節が内包する生命のようなものの表現でしょうか。
田中さんも札幌、苫小牧での個展や、地元・浦河でのグループ展、主体展での入賞など、非常にたくさんの発表をしています(12月には、札幌のらいらっく・ぎゃらりいで、日々つけている「アナログ日記」を発表する個展を開きます)。
「№ 59」は、途中で折れ曲がった壁面を利用した平面インスタレーション。
大小さまざまな色と形状のパーツがおよそ20個組み合わさっています。
堅田さんは縦位置の絵が2点。
画像は、そのうちの1点です。
画面を斜めの線がせわしなく走り、安定したフォルムと対照的です。
このグループ展は第1回から顔ぶれが変わっていません。
来年、第5回を開くことはもう決まっているのだそうです。
2024年10月29日(火)~11月3日(日)午前11時~午後6時(最終日~4時)
GALLERY ESSE (札幌市北区北9西3 レ・ノール北9条)
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(2018)
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