まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

百々手(ももて)神事の二日です。

2006年01月02日 | 民俗
 で、二日です。9時集合で、神事の準備、幕を張ったり、射場の掃除をしたりします。で、9時半からは立ち人と呼ばれる人たちで集落内の小さな神社を回ります。「ちょうさじゃ」「ちょうさじゃ」と声を出しながら小宮を巡ってお参りしてゆくのです。数年前には七つほどのお宮さんを回ったものですが、竹や雑木に道を阻まれておまいりできないところも増えました。

 10時から、三度弓という、二本ずつ、三回、弓を「悪魔降伏、悪鬼たーいーさーーん!」と放ちます。今回の立ち人は6人でした。都合、36本の矢が放たれたわけです。

 その後、集落内の神社の名前を唱えながら、これも二本ずつ三度、矢を放ちます。その後、休憩、お昼です。おでんや鍋、おにぎりなどが出されました。

 お昼からは、厄払いです。「○○さんの家内安全を祈る」「△△さんの33歳の厄払い」などと唱えながら二本ずつ弓を射るのです。的は28m先の30センチの丸い的です。なかなか、的中しないもんです。私は今回は4本、的中でした。

 これも2時過ぎには終わりました。その後は片付けをして解散です。家を片づけして、港に向かうと長男さんが私の船に船底塗料を塗ってくれておったです。で、私も手伝い、船を海に下ろします。で、係留が終わって港に行くと客船は出てしまった・・・。あれれ・・・。港を出てゆく船を見送る私・・・。

 そこへ長男さん、(写真右端の青年)の乗ったよこせ丸が。その船に乗せてもらって、丸亀港へ・・・。

 ことしも忙しい一年になるのでしょうか。




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