まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

水仙は 春の足音 宮の庭

2006年01月11日 | 自然
 友人の住職さんから贈られて来たカレンダーの一月のページに、

 「ふだん着の 野良が着替える 雪衣  木村時江」

 という句があります。今年は雪景色も珍しくなくなりました。

 さて、今日、お弁当を食べた大きな神社の境内で、こんな水仙の花を見つけました。お坊さんが神社なんぞに立ち入ってはいけないのですが、法務中ではないので勤務時間外・・・ということで・・・。(島では堂々と神事に参加しとるんですが・・・)ま、法衣・袈裟を着用しとらんものでOkでしょう。(本当はダメなんですよ)

 水仙の花が咲く・・・ていうと、二月・三月・・ていうイメージでしょうか。早いところでは、昨年の12月のはじめころから・・・どこかで1月に入って見かけたような・・・。

 私たちは寒い寒いを連発していますけれど、自然はしっかりと季節のうつろいを感じ取って生きているのだと教えられたものでした。


雪や雪 雪また雪の 雪の雪

2006年01月11日 | 自然
 今日はまた琴南町に寄ってみました。これらの雪は溶けてないのでしょうね。それだけ冷たい・・てことなんでしょう・・。

 でも、私は車の窓を開けて走っているんです。まぁ、ブルゾンの制服に指先の開いたサバイバル・グラブという手袋です。窓を閉めると温室効果でたまらなく暑いんです。この時期に暑い・・・というのも変な話ですが・・・。琴南町の気温は2度でした。暑いと言う気温ではありませんね。

 さて、今日、妙な言葉を聞きました。「あららげる」・・・。「声をあららげる」というのです。皆さんは、こんな言葉を使っていましたか。私も六十年近く生きてきて、こんな言葉は初めてです。

 漢字では「荒らげる」・・・と書きます。「荒す」「荒川」「荒く」のように、「荒」は・・・「あら」なんだそうです。だとしたら、「荒らげる」は「あららげる」になります。私は「あらげる」と読んできたのだし、「あららげる」なんて聞いたことがありませんでした。

 言葉的には・・・「あららげる」が正解だけれど、日常語としては「あらげる」が通用している・・・とのことでした。

 「あららげる」ねぇ・・・目からウロコみたいなことばです。


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