まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

イノシシが大暴れなんだって・・。

2007年08月21日 | 自然
 これは近所の水田なんだけれど、先日の強風による倒壊かと思っていたらば、これはイノシシが走り回った跡なんだそうだ。ここは電気柵も設置してあるのに、どこからか飛び込んで、走りまわって、どこからか逃げてしまうのだそうだ。

 我が家でもそうであったけれど、こうした獣虫害にはまったくのお手上げだ。我々人間の知恵を超えて、山の生き物たちは生きるために走り回る・・・。そうした自然の猛威の前に・・・なすべきことがない・・・。

 ここの田圃のご主人は、明日にはこれを刈りとってしまうのだそうだ。多少青くても(実が入っていなくても)、精神的に疲れるのだそうだ・・。だから、思いきって刈り取ってしまうという。刈り取ってしまえば、イノシシもサルも心配はない。悩みの元を刈りとってしまうというのだ・・。ま、時期的に問題はない。

 かくいう私も・・・この集落では・・「農協部長」とか「評価委員」になっている。かつての働きを覚えてくれていたらしい。我が家には田圃はないから・・と固辞したのだけれど、「今までの経験があるがなぁ・・」ということで、稲の被害も評価をするんだそうな・・・。大丈夫かしらん・・・。

いつしか・・あきの虫が・・。

2007年08月21日 | 自然
 なんだかんだと文句を並べているが・・、中島みゆきの歌のように・・・

 「まわる~まわるぅ・・じだいは廻る・・・」のである。いつしか秋はそこまでやってきている・・。

 それに驚くことに、最近は日の暮れるのが早くなった・・。あれれ・・と思う間もなく、真っ暗になってしまう・・・。そして・・秋の虫たちだ。

 これは・・四国霊場88番札所の山門脇にある大わらじに飛び込んできた虫である・・。これは、お遍路を終えた人が奉納した輪袈裟だと思う・・・。お遍路を終えて、いらなくなった輪袈裟をこんな風に残しておくのはいかがなものかと思うけれども、日常生活には必要もないもの・・。やはり、こうして奉納するしかないのだろうか。

 私のマシン室のすぐ前の野原でも・・・ジジジジ・・・というような声が聞こえる。まだまだ、クツワムシや鈴虫やコオロギではないようだ・・。

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