まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

これはこれ それはそれで済む 山つつじ

2014年05月03日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は午前中は薄曇りだったが、やがて高気圧に覆われて晴れていた。気温は14度から26度、湿度は72%から36%。風は2mから6mで西北西の風が強かった。明日の4日は、高気圧に覆われて晴れるが、午後は気圧の谷の接近で次第に雲が広がってくる見込みなんだとか。

 

 朝からけいこばぁが、「植木の根っこをイノシシが掘っているのを埋め戻してよ~」とか「お客様が来るんだから、玄関や芝生広場を掃除しておいてよ~」と賑やかだった。風の日には「掃いても掃いても落ち葉は落ちる」のだ。それに朝から「山の衆」こと野ザルが大勢やってきている。

 

 我が家の迷犬「ごん」はおびえて車の下でじっとしている。散歩にも行こうとしない。「犬猿の仲」という意味をはき違えていないか?サルにおびえる犬なんていうのがそもそもおかしいだろ・・・。

 

 玄関周りから裏の芝生広場の落ち葉を片づけたら昼になった。あたりはすっかりと夏の装い。春だ、花見だと浮かれていたのは一瞬のできごと。あれだけ桜だ、五分咲きだ、満開だと賑やかだったのがまるで夢の出来事のよう。人生はそうやって過ぎ去ってしまうのか。

 

 お隣さんが、つつじのきれいなうちに写真に撮っておいて・・・と云うので写真に撮ったのは昨日のこと。それを今日になって印刷してみたら、どうにも写真が甘い。甘いと云うてもなめた訳ではない。なんかピントが合っておらず、写真がぼんやりしているように思って、午後から撮り直しに出掛けたら、今日には早くも半分ほどが散っていた。「華の命は短くて・・・」という言葉を思い出して思わず吹いた。

 

 最近のカメラは自動でピントを合わせてくれる筈。だからきれいに撮れている筈なんだけれど、どうにも写真が甘いように思う。近頃のカメラは持ち主の感性にもオート・ロックするんだろうか。

 

 夕方になって、娘家族四人がやってきたし、弟のたっくんもやってきた。今夜はまたまた宴会モードになる予感。これでは体重が減るようには思えない。

 

 ということで、今日のブログは短めにまとめておいて、夕食の準備のお手伝い。

 

 今日の掲示板はこれ。「見る気がなければ何も見えない 聞く気がなければ何も聞こえない」という、いつもの「荒了寛」さんの言葉から。小学校だか中学校だかで先生によく云われたことばである。ま、あの頃は遊ぶ算段ばかり、遊ぶ計画ばかりやったから、ねむたくなるような授業は全く「うわのそら」だったが、仏法もまた、見る気がなければ何も見えず、聞く気がなければ何も聞こえないものなぁと納得したことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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