まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

花しょうぶ 今夜の客が 気にかかる

2014年05月30日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。また、今日も黄砂を観測している所があるらしい。今朝は瀬戸内海松港付近では濃霧が発生して停船勧告が出されていたが、午前10時前には解除された。気温は18度から30度、湿度は89%から62%。風は1mから2mの北北東の風が少し。明日の31日は、引き続き高気圧に覆われて晴れるが、午後は雲が広がりやすく、引き続き、31日にかけて黄砂を観測する可能性があるらしい。

 

 電子化の終わった本を返却するために、香川県立図書館に寄ってきた。あと、何冊か借りて来たが、あんまり参考にはなりそうもないので、早く返却して来なければ。さて、空海さんは、幼名「真魚:まお」のままで、18歳とか20歳まで過ごしたんだろうか。「空海」を名乗る前に、「無空」とか「教海」とか「如空」と名乗ったという記録もあるのだけれど・・・。

 

 今日は坂出市川津町まで走って、「かわつ花菖蒲園」をのぞいてきた。この日曜から開園すると云うものだから・・・。ここは使われなくなった四つの濾過池に72種16、500株66,000本の花菖蒲やあやめなどが植えられている。

 

 早生の品種がぽつぽつと咲いている程度、次の7~8日あたりがいいかも知れない。まだまだ花は少なかった。開園されるのは、6月1日から15日までの9時から16時まで。

 

 場所がわかりにくいし、住宅地の中にあるので、気をつけて花菖蒲を鑑賞して欲しい。

 

 それでは・・・とやってきたのが、さぬき市長尾東にある「亀鶴(きかく)公園花しょうぶ園」。ここも日曜の6月1日から「ショウブまつり」が始まるらしいが、花の方はちらほら・・・。

 

 ここには15万本の花ショウブなどが植えられていて、県下一の花ショウブ園だと云うことだ。

  

 こうして見るとたくさんの花が咲いているように見えるが、実は・・ここだけ咲いている。あとはほとんど咲いていない。

 

 これが花ショウブというもの。

 

 ショウブというのがこれ。葉っぱも花も全く違うもの。ショウブは五月にこんな花が咲き、この葉っぱをこどもの日にお風呂に浮かべて「しょうぶ湯」にしたりする。

 

 ところが、ここでは堂々と、「ショウブまつり」と銘打ってイベントを起こしている。ま、日本人は、こういうことには寛大な国民なのかも知れない。

 

 「約1万5千株のハナショウブが宮池の周辺に紫・白・黄・ピンクと色とりどりに咲き誇り来場者の目を楽しませてくれます。よさこいおどり「さぬき舞人」ライブ、サウンド三木ライブ、白鳥ふれあい動物園他、各種バザーやお茶席を予定しておりますのでお誘い合わせの上、御来場下さい!」と、さぬき市では呼びかけている。

 

 このイベントは、2014年6月1日(日曜日)9:00~15:00 と、2014年6月8日(日曜日)9:00~15:00の二日間行われる。しかし、花しょうぶを楽しむのはいつでも無料で見学・鑑賞できる。

 

 ここも6月8日あたりが見頃になるのかも知れない。

 

 帰りに山の旧宅近くの竹藪で「ハチク(淡竹)」を見つけたのでカマで刈り取ってきた。この竹は根っこが硬くて食べられない。だから、地上部分を鎌で刈り取って、荒縄でしばって帰るもの。今日はそのまま車に投げ込んで帰って来た。さっそくに大きな鍋でゆがいておいて、冷凍にするか天ぷらにして食べるという。

 

 今日の掲示板はこれ。「生まれを選ぶことはできないが 生き方は自分で選ぶものです」という荒了寛さんのことばから。私たちは、どこの国のどこの誰の所に生まれるかを選べない。親もまた、どんな顔の、どんなこころの、どんな身体を持つ子が生まれるかを選べない。大会社の社長の子に生まれる人もあれば、内乱の続くヨーロッパの貧しい夫婦の家に生まれる子もいる。私たちは自分の生まれを選ぶことはできないけれど、貧しいままで終わるのか、働いて働いて大会社をつくる生き方を選ぶのかは自分で選択できること。明るく楽しく生きるのか、辛く悲しい人生を生きるのか、それさえも自分で選ぶことができるもの。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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