まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

生かされて 今日のほほえみ さくらんぼ

2014年05月13日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は17度から28度と真夏並みになった。湿度は80%から36%、風は1mから4mの北西の風がそよそよと・・・。明日の14日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷の影響で昼前からは雲が広がりやすくなる見込みなのだとか。

 

 今日は天気もいいので、少し足を伸ばして高松市北西部にある「五色台」に行ってみようと考えた。五色台の若葉や新緑もみごとかなぁと考えたのだ。

 

 ご覧のように、高松市と坂出市の間にある小高い山には、紅峰・黄峰・青峰・黒峰・白峰の五色の峰がある。土の色や岩石の色がそれらしく見えるかららしい。だから「五色の台地」ということで「五色台(ごしきだい)と云うのだそうだ。

 

 で、まずは「青峰」にある「根香寺(ねごろじ)」の若葉を見に行った。もみじの若葉があざやかだった。今日は平日でもあってお遍路さんはまばら。

 

 これが門前にある「牛鬼」の銅像。若葉や日陰になったものか、境内は薄暗くていい画像が撮れなかった。ま、腕が悪いことにしておこう・・・。どれもこれも真っ黒な写真になった。

 

 ついで、白峰にある「白峯寺(しらみねじ)」に寄ってみた。門前に公衆トイレを作る工事をやっていて、少し手前に車を置いて、歩いてゆかねばならなかった。ここも数人のお遍路さんがいただけ。

 

 この白峰には第75代天皇だった「崇徳天皇」の御陵がある。白峯寺から歩いて10分ほどのところ。保元の乱に敗れて崇徳上皇は讃岐に配流なり、この地で亡くなった。その遺体は荼毘に付されて、この御陵に埋葬されたという。

 

 大河ドラマ「平清盛」が終わると、潮が引くように、ここの参拝者も激減した。悲運の天皇のお話もすっかりと過去のものとなったよう。

 

 深い山の奥からは小鳥の声が聞こえるばかり・・・。まだ春セミの声は聞こえない。たまにトイレ工事の機械音がひびくばかりだった。

 

 五色台下の讃岐平野は麦の作付けが盛んで、坂出市加茂付近は麦畑が多い。それが田植え前ともなるとすっかりと色づいてあざやかだ。これを「麦秋」と云う。これが「さぬきうどん」になるかどうかは確かではない。

 

 農家の庭先でみつけた「さくらんぼ」。色あざやかだなぁとカメラに収めた。

 

 アザミもすっかりと色づいて夏色になってきた。今日は車の窓を全開ににして走ったが、止まれば蒸し暑い風に包まれる。

 

 今日の掲示板はこれ。「よいことばかり いつまでも続かない 悪いことばかりも いつまでも続かない」と云うもの。美輪明宏さんの「正負の法則」によると・・・「幸福ばかりの足し算の生活をしていると、やがて地球上の法則で恐ろしい引き算がどっと押し寄せてくる」し、健康法の本とか願望実現の指南本を書く著者は、病気(特に癌)で早死にしたり、素敵な恋人を得る本や幸せな結婚の秘訣本を書く人は、夫が家を出たり、険悪になり離婚するという法則」かららしい。丹波哲郎さんとの対談によると・・・人生は、正負の法則で成り立っている。世の中、良いことと悪いことは相対して起こる。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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