まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

菊日和 重いカメラの 人ばかり

2016年11月07日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は今期最低の10.4度から17.2度、湿度は88%から66%。風は1mから3mの東の風が少しばかり。明日の8日は、湿った空気や前線の影響で曇り、夕方からは雨が降る見込みらしい。

 

 さて、慌ただしくも、またしても瀬戸内海をクルージングしている。と、言うのも、昨日は15時過ぎに文化祭の片付けを終えて、16時40分だかの高速艇で帰ったのだが、18時過ぎにわが家に帰ってみると・・・。

 

 三男のたっくんがやって来ていてて、その夜はまたしても宴会になって、一升瓶が空っぽになった。さて、夕食の後の薬を飲まねば・・・と思ったが、肝心の薬がない。島の家のどこかに薬を置き忘れて帰って来てしまったのだ。それも全量とも。

 

 薬を飲まなければ腹水が溜まっておなかがパンパンになる。そうなると、腹水が肺や心臓を圧迫して呼吸困難になり心不全に陥ってしまう・・。朝の7時にわが家を出て、月曜日の出勤ラッシュに巻き込まれて9時過ぎに丸亀港に到着した頃は、「ゼーゼーハーハー・・・」という状態。歩きかねるような状態・・。

 

 10時10分にしわく広島の江ノ浦港に到着。そこから車で数分。やっぱり、本棚の一角に薬は残ったまんまだった。早速に朝食後の薬と昨夜の分を飲み干して、すぐさま、江ノ浦港に引き返す。

 

 さぁ、それからが大変・・。トイレ、トイレ・・。10時30分に高速艇がやってきたので、乗船前にトイレ、乗ってからもトイレ、11時過ぎに丸亀港に着いてもトイレ・・・。

 

 高速艇、ニュービサンが動き出した頃にはおなかの膨満感もなくなり、呼吸も楽になってきた。乗り合わせてきた自治会長の横瀬さんに、その話をすると、「クスリがないと思ったら不安になって、呼吸困難になるんとちがうん?そいで、薬を飲んだら安心して呼吸が楽になるんと違うん?」と言われた。そういうことになるんやろうか・・・。

 

 11時半ごろ、丸亀市飯山町にある「純手打うどん・よしや」に寄ってみた。12時を過ぎたら駐車場は満杯になるし、行列になるお店。早めに食べておこうと思った。おなかははすっかりと平常状態。

 

 お店に入ると、「しっぽく始めました」とあったので、「しっぽくうどんの小」をお願いした。360円だった。久しぶりのしっぽくうどんだった。おなかもすいていないのに、一気に食べてしまって、お冷やの水を五杯も立て続けに飲んでしまった。

 

 利尿剤を飲んで出した水分は腹水とか胸水と呼ばれるもの。自分で飲んだ水は胃腸を経由する水分。似たような水分だが少しばかり違う水分。これだってやがてにはトイレで流れてしまうのだけれど。

 

 帰りに、高松市西植田町にある「公淵(きんぶち)森林公園」で開かれている菊花展をのぞいてきた。大きな景色を作っているコーナーの「栗林公園」の菊も満開になってきた。

 

 こちらは「秋の富士」という作品。

 

 前回はこんな作品だった。今年は少しアレンジが違うみたい。

 

 管物も厚物も、みんな見頃状態。うまく咲かせるものだとの賞賛の声があちらこちらで。

 

 今日の掲示板はこれ。「身近な人の死に逢うたびに 人のいのちのはかなさと 今ここに生きていることの尊さを味わいました」という相田みつをさんの言葉から。

つまづいたおかげで ころんだり したおかげで

物事を深く考えるようになりました

あやまちや失敗をくり返したおかげで
少しずつだが
人のやることを 暖かい眼で
見られるようになりました

何回も追いつめられたおかげで
人間としての 自分の弱さと だらしなさを
いやというほど知りました

だまされたり 裏切られたり したおかげで
馬鹿正直で 親切な人間の暖かさも知りました
そして…
身近な人の死に逢うたびに
人のいのちのはかなさと
いまここに
生きていることの尊さを
骨身にしみて味わいました

人のいのちの尊さを
骨身にしみて 味わったおかげで
人のいのちを ほんとうに大切にする
ほんものの人間に裸で逢う逢うことができました

一人の ほんものの人間に
めぐり逢えたおかげで
それが縁となり
次々に 沢山のよい人たちに
めぐり逢うことができました

だから わたしのまわりにいる人たちは
みんな よい人ばかりなんです

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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