まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

大輪の 菊にも飽きて 寺を出る

2016年11月20日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で、概ね曇っていた。気温は16.3度から21.6度、湿度は93%から76%。風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の21日は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、夜遅くには雨が降る見込みらしい。

 

 ご案内の通り、今日はおへんろつかさの会主催の「ルンルン♪なりきり「歩き」秋遍路」の日。スタッフはさぬき市役所に7:30集合。ここに車を置いて、ここから長尾寺まではバスやスタッフの車で移動する。で、長尾寺からここまで戻って来るという段取りである。

 

 今日の参加者は7名。みなさん、忙しいようで、参加の予定が取り消されたり、新たな方が入ったりと二転三転して・・・。で、当会の会員から先達になった長尾さんが長尾寺の案内やお作法、参拝の指導をする。

 

 で、長尾寺で読経の練習から。この前二人の女性は経本も持たずに立派に読経をしている。

 

 長尾寺を9時に出て、旧へんろ道を逆打ちで86番志度寺さんに向かって歩く。途中では、渡邊会長が石碑や遍路墓、歴史的な遺跡などを説明している。

 

 その後、87番長尾寺の奥の院にあたる「玉泉寺」に立ち寄る。ここで一休みしながら、このお寺のことを勉強する。

 

 ガイドするのが柿木副会長。「ここは、おだいっさんのやすん場と言われてるんです・・」みたいなお話だった。

 

 次のポイントは「当願暮当(とうがん・ぼとう)大明神」。当願と暮当という兄弟のお話である。

 

 それを、今度は「木村みゆき副会長」がお話をする。私の親戚でも兄弟でもない。

 

 皆さんが志度寺を目指して歩いている間に、私は密かにお昼を食べておく。ゲストさんはランチを予約してあるのだが、有名なお店なのでスタッフは席が取れなかったのだという。だから、スタッフのお昼は自己解決ということになった。

 

 ライトの加減で黄色いけれど、普通の「温玉ぶっかけ小の冷や」で310円だった。久々のおうどんはおいしかった。お出汁まで全部飲んでしまった。

 

 志度寺さんでは攻守交代して、草野先達(予定)のガイドとリードでお勤めをした。

 

 その後、ゲストさんと渡邊会長はこの「かね荘」でのランチになった。スタッフはお弁当やうどん屋さんでのお昼になった。

 

 その後、一行は志度寺の奥の院、地蔵寺にお伺いした。ここには「悪魚退治の伝説」と「廻国六十六仏群像」を拝観した。この仏像群は全国唯一のものらしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生は第一志望ばかり歩けるものでない。そして必ずしも、第一志望の道を歩くことだけが、自分にとって最良と言えないことだってあるのだ。」という渡辺和子さんの言葉から。第一志望を歩けなかった私である。これまでの私の道がベストなのかどうかはわからない。あれこれとさまよいながら、それでもやりたいことをやってきたような気もしないでもない。体が動くのであれば、これからもなお、あれこれと手探りながら、試行錯誤しながら年齢を重ねた方が返っていいことなのだと考えてもいる。だから、日々勉強だと思っている。色々な人に出逢い、いろいろな風景に出逢い、その時々を見ていきたいと考えている。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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