まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

晴れ渡る里にざわめく山桜

2020年04月07日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は6.5度から18度、湿度は84%から42%、風は1mから3mの北の風が少しばかり。香川県では、9日まで空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いに、8日朝は霜に対する農作物の管理に注意するよう呼びかけている。明日の8日の香川県は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 118/68/78 36.1c-99% 60.1Kg 少しずつ体重が増えているが、あれだけ食べていれば体重が増えるのは仕方が無いが、その分、パワーが出るのだから納得せざるを得ない。

 

 今朝の朝食である。代わり映えしないが奥方の精一杯の努力のおかげである。

 

 で、今日のお絵かきは、奥方の希望で「ゼンマイ」だったが、ワラビにも見える。ま、どっちでもいい話題ではある。

 

 午前中は「燃えるゴミ」を集積場へ運んだり、空き瓶を片付けたりしていたが、結構、動いても「ゼーゼーハーハー」とは言わなくなった。気候的に体調がいい調子だ。

 

 そうこうしていたもので、今日のお昼は「お好み焼き」になった。これもペロリと食べてしまった。最近の食欲はすごい。それだけ、動き回っている証拠だろうと思う。

 

 お昼前に、弟たちが島の家でワカメを採ってきた。これは一部である。

 

 奥方が、「これを軸とワカメに分けておいてね~」と言い残してお仕事に出かけて行った。どうやればいいものかわからんが、とにかく、軸と葉っぱに分けてみた。

 

 こちらが葉っぱのほうである。これだって天日に乾燥すればどれだけにもならないのだろうと思う。

 

 我が家の「多肉」ちゃんである。

 

 ワカメの処理が終われば、今度は明日のために「古本」と「プラスチック屑」を集積場に運んでおいた。これらだって、昨年には「ゼーゼーハーハー」と、どれだけも持てなかったのに、今日は平気で運ぶことができた。

 

 その後は歯医者さんである。町内の歯医者さんに行って、納豆を食べて折れた前歯の犬歯の修理であるが、今日はその準備をしただけ。だから、治療費は1330円だった。

 

 今日の掲示板はこれ。「散る花や すでにおのれも下り坂」という小林一茶の俳句から。一茶の人生観の一端を垣間見るような句である。この句を読みながら、つくづくと感じるのは、自分の感性を高みに置かず、取るに足りないひとりの人間として、花を傍観して得た素直な感情を句にしていることである。人間は死への存在であり、死を意識する動物である。しかし、普通に考える死は単なる知識であり観念である。しかし、それが現実の自己にかかわる死ということになってくると、そういうわけにもいかなくなってくる。「散る花やすでにおのれも下り坂」不安を隠しきれない句に読める。「白露やいつものところに火の見ゆる」秋の露ははかなくも消えるもの。「いつものところ」とは在所の火葬場のことであろう。「火の見ゆる」とは人を焼く火であろう。なんとなく寂しい人生のたそがれ、死を間近にした心境である。一茶が晩年とくに信心深い生活を送ったと聞いているが、それは人間的な価値が、いかにむなしいかを知っていたからだと思われるのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


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