まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

やわらかに びわの花さく 瀬戸の海

2006年01月18日 | 自然
 今日は暖かい午前中でした。でも昼からは底冷えがするような冷たい午後となりました。

 で、これ。途中で見かけたんですが、びわの花って今頃咲くんでしょうか。これはびわの花ではないんでしょうか。びわの実は田植え頃・・に実るんです。だとしたら、今頃から花を咲かせるのなかなぁ・・・。

 自然博物館長の割りに・・・なあんにも知らないのです。

 今日もさぬき市から丸亀市へと駆け抜けた一日です。今日は古電話機やら金物くず、廃棄プラスチックくず(廃プラと略称)の引渡しでした。おかげで朝早くからお出かけでした・・・。

 話は変わりますが・・・。子育ての極意・・・みたいなものを思い出しました。

 乳児は・・・肌を放すな
 幼児は・・・手を放すな
 子供は・・・目を放すな
 少年は・・・心を放すな

 最近の若いお母さんは・・・順番を間違えたり、放し放題しているのかも・・・です。びわの花から・・・はなす・・・を思い出しました。


春は名のみの風の寒さよ

2006年01月17日 | 歴史
 我が家ですが・・・遅々として進みません。中身というか家屋の中は少しずつ進んでおるのですが、それも目に見えるようなものでもありません。詳しくは本館(ホームページ版)をご覧ください。この左横に秘密の入口が用意されております。BOOKMARKの本館をクリックすると、空飛ぶじゅうたんで直行です。

 で、見えるでしょうか・・・。屋根の△部分になにやら仕掛けが見えますか。それとか、右半分の二階と一階の境目のラインとか・・・。そのあたりで壁面の色を変えるようです。そのためのアクセントライン・・・でしょうか。

 設備工事も電気工事がほぼ終わり、CATV用の配線、電話・インターフォンなどの配線工事が行われています。それと排水・給水給湯の工事など。

 二階部分は壁や天井の壁塗り工事が行われて、二階はほぼ完成状態です。あとは畳や建具が入ればOKです。でも・・・一階部分はまだまだ・・・です。


新情報時代の礎(いしずえ)として

2006年01月17日 | Weblog
 今日は暖かい午前中でした。車で走ると汗が流れます。窓を開けて走ると気持ちが良かったです。

 久々に旧丸亀支店ビルに行ったのですが・・・当時の繁栄は夢まぼろし・・・です。パソコン通信の普及啓蒙のために、ここを拠点に頑張ったのですが・・・。その効果があったでしょうか・・・今のインターネット環境。

 この会議室で・・・この食堂で・・・。この事務室で・・。さまざまな思い出が去来しました。すっかりと廃墟と化した四階建ての巨大ビル。

 私は新世代情報世界を夢見て、パソコン同士でコミュニケーションする手法を大いにPRしたのですが、今や、それは当然になってしまいました。そのインフラを築いた一人として、今の繁栄を喜ばしく思います。

 しかし・・・その結果として・・・電話の需要は大きく落ち込み、丸亀電話局というものがなくなってしまいました。日本国中の多くの電話局が姿を消しました。

 複雑な想いで丸亀をあとにしたものです。


菜の花畑・・・にはほど遠く。

2006年01月16日 | 歴史
 今日は暖かい朝でした。昼からも暖かったような気がしますが、夕方からは雨になりました。

 今日は仲多度郡琴平町のJR琴平駅前でのお仕事でした。ここにある公衆電話ボックスが老朽化して汚い・・・とのことで建替えだそうです。その調査・設計ですした。観光の町・こんぴらさんの門前町の玄関に、古めかしいボックスはいけません。あまりに恥ずかしい姿ですので写真はお見せできません・・あしからず。

 で、その後は丸亀市内の調査でしたが、ふと見れば・・・菜の花・・・。

 菜の花って、三月・・四月ころでしょうか・・・。懐かしい黄色にこころがときめきました。「あ、菜の花・・・」みたいに。むかし・・・なのはなが好きな女の人がおりました。菜の花畑の中でこどもを連れて遊んでおりました。今はどこでなにをしておいでになるものか・・・。なのはなを見れば・・・思い出します。

 今日の言葉は「腹が立つ」・・・。本当におなかが立つんでしょうか。煮えくり返る・・とか言いますね。それと同じような言葉に「頭にくる」さらに・・「とさかに来る」って言葉があります。同じような怒り・・・なんですが、程度が違います。車がぶつかってきた瞬間には・・・「頭に来る・・」で・・・時間がたって、車の傷を見るたびに・・・「腹が立つ」んですねぇ・・・。

 でも、最近の若者は・・・「むかつく」・・・の一語です。私らが飲みすぎて胃がむかつく・・・というのとは全く違う言葉みたいです。言葉にも歴史があるようです。


 

山のおうち・新築現場に行ってきました。

2006年01月15日 | 歴史
 今日はおだやかな季候になりました。我が家の台風一家も朝方に戻ってゆきました。おうちの片づけがあるとか・・・で。

 私ら家族三人は新築現場に出かけます。照明器具の位置確認と泥棒さんの件の確認です。電気屋さんに渡してある設備図と現場が合わない・・・というのです。そら・・仕方ありません。現物を見て設備図を描いてるわけやありません。間取り図から設備図を描くもので、仕上がり具合によっては照明器具やエアコンが付かないこともままあることです。

 で、シーリングファン(扇風機付き風)とキッチンライトの位置確認です。これは奥様の趣味ですから仕方ありません。

 問題なのは、キッチンの窓が壊されているのです。前にビールやウーロン茶が盗まれた・・・と、ここに書いたはずですが、今度はキッチンの窓から侵入しようとしたみたいで、何かでこじあけようとした傷がついています。浴室やトイレには侵入防止用の窓枠が入っていますが、ここはそれがついていないのです。

 ま、プロの泥棒さんではないようで、素人が食べ物か飲み物でも探そうとしたのでしょうか。侵入には失敗したみたいですが・・・、ここも用心が悪いみたいです。ですので、イノシシ対策・おさるさん対策も兼ねて、しっかりとした番犬が必要なようです。

翠(みどり)ひびく・・・

2006年01月14日 | Weblog
 娘家族が金曜日の夕方からやってきました。昨夜も宴会、今夜も宴会です。でも、飲めや歌えや・・・の宴会にはほど遠いです。段ボールの箱を集めてのテーブルです。買ってきたばかりのパック入りのお刺身に、フライパンのようなお鍋ですき焼きです・都合・・・四回も作り直ししなければ、みんなの口に入りません。

 普段は私ら夫婦の二人暮らし用の社宅です。そこに母が舞い込んできました。娘ら家族がやってくると・・・食器から何からが不自由してしまいます。でも、新しく買い揃える意味もありません。山の実家にはまだまだ多くのものが残されておるのですから・・・。

 さて、これも東山魁夷画伯の作品です。これらの作品は<リトグラフ>という版画です。平板印刷・・・石版印刷・・・。難しい版画の技法です。金曜日に、点の積み重ね・・・て表現しましたが、石の表面を磨いてざらざらにするんです。その上に油性の塗料を塗って、ゴムを塗る。油性の上にはゴムは乗らない・・・。そこにインクを乗せて印刷する手法・・・。

 それで10色とか16色とかの原版を作って水で反応させて印刷する・・・という・・・難しい手法。最近はアルミ板に砂目をつけて印刷するのだとか。道理で点々の色の積み重ねです。

 「平板で水と油の反発を利用して平らな面で刷る版画」がリトグラフです。書いてる私もぼんやりとしか理解できておりません。その手法にもいくらも幾らもあるそうなんですって。

 でも・・・いくら説明しても百聞は一見にしかず・・・です。お値段も安いですから一度、実物をご覧ください。購入するにしても15万円程度らしいです。

 版画ですから一気に300枚とかを印刷できますから、絵画のようなお値段ではありません。






東山魁夷の世界>白馬の森

2006年01月14日 | Weblog
 昨日、お約束した東山魁夷画伯の作品の一つ、「白馬の森」です。このなんともいえないブルーが東山ブルーです。何枚か絵葉書を奥様に見せたのですが、幻想的・・・という感想でした。実物は幻想的とかという雰囲気ではないのですが、もしかしたら・・・そういうのかも知れません。

 東山魁夷という方は明治41年に横浜で生まれました。本名は新吉。船具商の家でした。13歳のとき、神戸の兵庫高校に入学、恩師の勧めで画家になることを決意する。18歳のとき、大正15年、東京芸大日本画科に入り、第10回帝展で<山国の春>が入選。以降、ベルリン留学、日展入選などと華々しい活躍をする。

 73歳のとき、奈良唐招提寺鑑真和上厨子絵を奉納。

 平成11年5月6日、老衰のため逝去。僧鑑真和上と同じ命日となった。

 叔父にあたる方が瀬戸内海の岩黒島に在住したため、時に触れて讃岐を訪れ、その縁があってこの坂出の地に平成2005年四月に、香川県立東山魁夷せとうち美術館が開館されたそうです。

 で、開館直後、夏の展示会と今回の冬の展示会と三回目になりました。

冬の美術展・・・

2006年01月13日 | 自然
 今日は坂出市の番ノ洲の三菱化成に用事があって、お弁当は架橋博覧会のあった公園近くで食べました。空は曇って底冷えする季候です。

 で、ラジオで・・・東山魁夷さんの冬の作品展をやってる・・・と聞いて。すぐ近くじゃないですか・・・。公園の近くに、最近、県立東山魁夷せとうち美術館というのがオープンしとるんです。で、そこの駐車場に行ってみると車など数台しかいない。こんな寒い日、天候の悪い日には名画鑑賞をする気にもなれないのかも・・・。

 そんで・・・ま、見てみるか・・・と、入ってみました。入場料は300円。作品によってお値段が違うのでしょうか・・・。前回は500円であったような・・。

 絵は小さなものばかり。普通の画用紙サイズくらいなものか・・・。詳しい数字は覚えてません。でも、東山魁夷の世界・・・というのがまざまざです。この人は版画なんです。でも小学校の時の木版画や写楽みたいな浮世絵の版画じゃないです。小さな点々・・・に色が塗り重ねられているみたいな・・・。

 で、色彩です。版画ですから多くの色は使っていないのですが、東山ブルーとかいう独特の色使いです。これは一度、観た人でないとわからない・・・。

 当然・・・館内は撮影禁止で女性が座って監視してますし、天井からは多くの監視カメラがにらんでいますのでカメラは向けられません。ハガキを買ってきましたので、明日にでもスキャナーで取り込んでみます。

 これで三度目ですが・・・とにかく人間て・・すごいなぁ・・と思います。


「私」のおはなし・・・。

2006年01月12日 | 自然
 今日も暖かい一日でした。朝、組合の新聞配り当番であったんですが、暖かくて、帽子の下からは汗がにじんでました。風があるとないとでは大違いです。

 今日は丸亀方面で公衆電話BOXの調査に出かけたのでありますが、地図を逆に読んでしまって、まるきり南北、逆に走ってしまいました。それでは探せるものも探せません。地図は上が北だってことは小学生でも知ってますよね。

 「私の頭の中の消しゴム」が動き出したのでしょうか。

 で、今日は「私」のおはなしです。この字、なんて読みますかね。この字は「わたくし」か「し」と読むそうです。今、この辞書では「わたし」でこの字が出ましたけれど、「わたし」とは読まないのだそうです。「わたし」の場合にはひらがなで「わたし」と書くのだそうです。

 この「私」は「公(おおやけ)」に対する漢字で、「私立」は「わたくしりつ」と読むのです。決して「わたしりつ」とは読まないのです。または「しりつ」ですね。ですから、おおやけの場所で、自分のことをいう場合には「わたくしは・・・」というのです。

 でも、仲間同士、友人同士の場合には「わたし」のほうがいいでしょうね。
ですから、小説などの場合に「私は・・・」とあれば、「わたくしは・・」と読み、「わたしは海に行くの」はそのまま「わたし」ですね。


水仙は 春の足音 宮の庭

2006年01月11日 | 自然
 友人の住職さんから贈られて来たカレンダーの一月のページに、

 「ふだん着の 野良が着替える 雪衣  木村時江」

 という句があります。今年は雪景色も珍しくなくなりました。

 さて、今日、お弁当を食べた大きな神社の境内で、こんな水仙の花を見つけました。お坊さんが神社なんぞに立ち入ってはいけないのですが、法務中ではないので勤務時間外・・・ということで・・・。(島では堂々と神事に参加しとるんですが・・・)ま、法衣・袈裟を着用しとらんものでOkでしょう。(本当はダメなんですよ)

 水仙の花が咲く・・・ていうと、二月・三月・・ていうイメージでしょうか。早いところでは、昨年の12月のはじめころから・・・どこかで1月に入って見かけたような・・・。

 私たちは寒い寒いを連発していますけれど、自然はしっかりと季節のうつろいを感じ取って生きているのだと教えられたものでした。


雪や雪 雪また雪の 雪の雪

2006年01月11日 | 自然
 今日はまた琴南町に寄ってみました。これらの雪は溶けてないのでしょうね。それだけ冷たい・・てことなんでしょう・・。

 でも、私は車の窓を開けて走っているんです。まぁ、ブルゾンの制服に指先の開いたサバイバル・グラブという手袋です。窓を閉めると温室効果でたまらなく暑いんです。この時期に暑い・・・というのも変な話ですが・・・。琴南町の気温は2度でした。暑いと言う気温ではありませんね。

 さて、今日、妙な言葉を聞きました。「あららげる」・・・。「声をあららげる」というのです。皆さんは、こんな言葉を使っていましたか。私も六十年近く生きてきて、こんな言葉は初めてです。

 漢字では「荒らげる」・・・と書きます。「荒す」「荒川」「荒く」のように、「荒」は・・・「あら」なんだそうです。だとしたら、「荒らげる」は「あららげる」になります。私は「あらげる」と読んできたのだし、「あららげる」なんて聞いたことがありませんでした。

 言葉的には・・・「あららげる」が正解だけれど、日常語としては「あらげる」が通用している・・・とのことでした。

 「あららげる」ねぇ・・・目からウロコみたいなことばです。


今日も冷たい一日でした。

2006年01月10日 | 自然
 「田面(たづら)峠は氷点下2度やったよぉ」と、東かがわ市から通勤してる仲間が教えてくれました。へぇ・・・、冷えたんやねぇ・・・と思っただけ。

 新築現場で壁やサイディングの色指定表を渡して五名交換所に向かったんですが、そう寒くいとは感じなかったですが、やはり峠を一つ越えると気温はぐっと下がります。でも、さぬき市や東かがわ市では雪はみなかったものです。

 それが・・・さぬき市多和地区に入ると雪ですわ・・・。さすがに道路には雪はありません。でも、やはりこわいですね。小さな車ですからね。滑り出したら大きいも小さいもないのか・・・。でも、私だけがすべるわけでなく、対向車だって滑って飛び掛ってくるかも知れません・・・。

 で、そこで見つけた、小さなスノーマン。子どもが作ったものでしょうか。雪を見ればおとなでも雪だるまを作りたくなるんでしょうか。社宅には、雪だるまならぬ泥団子が今もそのまま残されております。

お引越し・・・で三連休もおしまい。

2006年01月09日 | 歴史
 今日は娘んちのお引越しです。私たちが寝ている間に二人は出かけていったようです。私はいつものように八時まで寝ておったです。

 で、ケイゴ君とはやてちゃんと私とで映画に行く予定でのんびりとしておったのですが、10時前になって、子供らがおなかがすいた・・・というもので、娘んちの新しい家に行くことに・・・。

 ・・・まぁ、そこは足の踏み場もない荷物の山・山・山・・・。体よく追い払われてしまって・・・昼食に。屋島の和食のお店で食事のあと、新築現場へ・・・。子供らの時間稼ぎです。

 今日は休日なのに棟梁一人が黙々・・と、作業をやっておりました。一人でやるものですから、少しずつ、少しずつ・・・です。どこが進んだの・・・みたいなものです。でも、引き戸用の敷居がついたり、天井板が張ってあったりします。

 その後、娘んちへ戻ったものの、少ししか片付いていません。そこで奥様も手伝ってダンボールとかのお片付け・・・。カネチンは洗濯機につなぐ蛇口から水が吹き出るとかで苦労してましたので、私も少しお手伝い・・・。

 夕方になれば見違えるように片付きました。いよいよハヤテ君は幼稚園です。

 そんなこんなで、三連休も・・・終わってしまいました。


台風一家がやってきました。

2006年01月08日 | 自然
 台風一家がやってきました。12月の中旬に娘婿のカネチンが高松転勤になったものの、住む家が決まらずにいたもので、娘と孫たちは大阪に、カネチンは我が家から通勤しておったのです。

 でも、ようやくに家も決まったもので、家族四人がやってきました。大阪で荷物を引き渡して、高松入りです。で、翌九日に屋島で引き取り・・・入居です。

 借り上げ社宅ですから・・・週末は我が家に入り浸りか、山の家に行くかでしょう。今春には我が家も完成するでしょうから・・・、賑やかになりそうな予感がします。

 おまけに、引っ付き虫のオイのケイゴ君までがやってきて大騒ぎです。宴会は夜遅くまで続いたものでした・・・。


今日はご法事でした。

2006年01月08日 | 歴史
 今日は二男のヨシオさんとこのご法事でした。八時に起きて・・・九時前に家を出たんですが・・・三木町までですと20分もかからない・・。あんまり早くに着いても所在ないので、近くにあったお寺におまいりです。

 このお寺は浄土宗のお寺です。香川は真言宗と浄土真宗が半々くらいでしょうか。浄土宗や曹洞宗、日蓮宗なんぞはほんの少しです。ですから珍しく思いながらおまいりをさせていただいたものです。

 ここは境内も広く、建物も大きくて立派です。特に納骨堂でしょうか、霊廟は鉄骨コンクリート建ての大きなものでした(山門脇の白い建物)。裏手の駐車場がこれまた広い・・・。

 ここの山門はこの地方には珍しい造りになっています。若い頃には、電話の故障修理なんぞで、このあたりを走り回ったのですが、当時はお寺には全く興味がなかったもので、門前を通っても全く気がつかなかったことです。

 調べてみれば由緒ある山門なのかも知れませんが、先があるので弟の家へと向かったものでした。

 今日は比較的、暖かい一日であったように思います。

ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>