「友達をたたいた 手のひらをじっとみつめる」法語カレンダーより
写真は一昨日門信徒会旅行の下見の時 立ち寄った築地本願寺 飛び地境内にある江東区両国駅近くの慈光院です。大正12年関東大震災で特に沢山の犠牲者がでた地域でその当時はこの周辺は陸軍本所の被服所跡で公園を造成中だったそうです。
道をはさんだ向かいには東京都の慰霊堂があり復興記念館を見学しました。
九条武子さまが東京市長とお話をされている大きな写真もありました。関東大震災の被害で通信網が破壊され沖に停泊中のコレヤ丸から世界に一方を発信したそうです。お寺のような慰霊堂は築地本願寺設計の伊藤忠太氏の設計です。礼拝所から出てこられたおじいさんが 母親が警察官の指示に従い被服所へ非難したが為に焼け死んだそしてその警察官は自害したと涙を流し話してくださいました。94歳のかたでした。
うちの大坊守は大正14年の生まれです。幼い頃母親から「関東大震災では本所の被服所で・・・」と何度も聞かされたと私に話してくれます。本所の被服所の意味がやっと解りました。慈光院の震災記念の9月1日と戦災東京大空襲の3月10日の法要にはコーラスのメンバーとして歌いに行ってましたが 名物のすいとんをいただくのが楽しみでした・・反省します。
大坊守は震災に備えよ常にで 物資を備蓄します。昨日は 「美菜子さんこれ買おうかと思うんだけど」と通販カタログの簡易組み立てトイレと麦藁帽子の周りに長い布が下がっていてトイレに座ってる時にかぶると見られないというものです。以前は置き場に困るから簡易トイレは天ぷらガードでいいんじゃないとアドバイスしていましたが真剣な大坊守の意見を尊重することにしました。
届いたらブログに掲載しまーす。
慈光院と向かいの慰霊堂は是非立ち寄っていただきたいところです。