善然寺よもやまばなし

横浜の浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
電話 045-741-2351
http://zennenji.com/

「だんだん」の言葉からの巻

2008-10-19 | Weblog
◎ お浄土へ導いてくださるのは誰?・・・導師(寺の住職)が死者に「引導を渡し」たり「浄土へ導く」のではない。
すべて阿弥陀如来のおはたらきで浄土に生まれる。  末本弘然著 「仏事のイロハ」より

本日は 快晴  パソコンも快調なり・・・・

朝ドラの「だんだん」が始まり楽しみに毎日住職と見ています。

「だんだん」とは 徐々にではなく 「ありがとう」という意味だそうです。

島根出身の門徒さんへ「だんだんってよく使うのですね~」と聞きましたら・・・

島根の出雲の国と石見の国では方言が随分違い 「だんだん」は出雲の国 松江のごく一部のお年寄りが使っているかもしれません。ほとんど今は聞きません。と

もうお一人も大きくなってから松江市内の電話ボックスで話している方が 「だんだん だんだん」と言い不思議な言葉を聴いたと其の時のことを話してくれました。

そうなんですか~だんだん! 流行るかも だんだんに「だんだん」が

確かに 福岡生まれの私は 豊前では標準語でしゃべっていた豊前弁と博多周辺の「ばってん」「~しよっと?」言葉は 大きくちがい「ばってん」言葉は話せないし話したことがないです。

以前軽井沢に行ったとき土産物屋で「太平・・・温泉・・・」とお客のおばちゃん2人が方言で話しておられ ???豊前の言葉にイントネーションが似ていて 大平村(築上郡)の話かなと 買い物どころではなく おばちゃん達について行きました。どこから来たの?と聞けず 急いで住職を呼び 会話を聞き取ってもらいました。
住職いわく「あの言葉は 四国だね 似ているが語尾のへんでわかる」と言語学者っぽく分析

楽しい方言

もう一つ 住職の妹が横浜へ来て一緒に食事に出かけましたら

お給仕のおばちゃんが「お嬢さんどちらから?」

そのおばちゃんは四国の高知 ジョン万次郎の出身と同じところだそうで 豊前の言葉がちょっと四国に近いところだと思い声をかけたそうです。

そのおばちゃんは「四国の高知のことばと鹿児島が似てるのよ~」とも教えてくれました。

大河ドラマの竜馬が話す言葉は大分市内の言葉にも似ていると思うんです。「・・・ろ~」というところが

妹の方言のお陰でおばちゃんとも仲良くなり 1品サービスがありラッキー

お給仕のおばちゃんは高知の芋餅が届いたらあげるね・・・ともいうのです。芋餅のことを聞くと豊前の芋餅とは これまた違うようで気になる芋餅 絵に描いた餅状態 

面白いですね 方言

残念ながらここ横浜市南区大岡地域は方言がないようです。

大好きですお国言葉を大事にしたいですね~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする