浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

板ワサ

2021-01-03 | B級グルメ

居酒屋のメニューのひとつに板ワサというものがある。

あの板カマボコを切ってワサビ醤油につけて食べるアレです。

本体はまぎれもないカマボコなのに、その名前にカマボコが出てこない。

板ワサの板は板カマボコの板ということだが、主役のカマボコをさしおいて敷物の板を名前にするというのはどう考えても怪しい、

怪しい奴ではあるが、板ワサはビールにも合うし日本酒にも合う。

しかし居酒屋のメニューの番付からいうと、ランクはかなり下のほうだ。

板ワサで一杯やっていると、なんかこう貧相な感じがする。

ところが、これが老舗の蕎麦屋のメニューに登場すると急に印象が変わる。

俄然、品格を伴った一品ということになる。

この板をどう活用するのか、そこが問題だ                  

蕎麦屋で蕎麦を待つ間、板ワサで一本つけてもらって一杯やっている老紳士なんてことになると、その周辺には気品さえ漂っている。

蕎麦屋の板ワサは、一種の伝統美の世界なのだ。

ところがこの板ワサが家庭の晩酌に出てくると、また急にガラリと印象が変わる。

家庭の晩酌に出てくる板ワサは、手抜き料理の最たるものだ。

とにかく切っただけ。

ワサビはチューブを押しただけ。

当然おとうさんの機嫌はナナメになり、眉間のシワはタテになる。

家庭の晩酌には決して出してはならないものが板ワサなのだ。

 

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アメリカンドック

2021-01-03 | B級グルメ

コンビニでアメリカンドックを買ってきた。

アメリカンドックは食事なのかおやつなのかようわからん。

先っぽが太いというところがポイントだと思う。

先太りのところを一口かじったあとに「居るかな」と覗く。

「ソーセージ居るかな」と覗く。

ソーセージが居たら、なぜか嬉しい          

こういうふうにアメリカンドックは食べていて楽しい。

アメリカンドックは必ずしもタテに持って食べなくてもいいと思う。

ヨコに持ってヨコかじりでもいいと思う。

田舎の民宿なんかに行くと、鮎やヤマメを串に刺して囲炉裏で焼いたのを出してくれて、それをヨコにかじる方式でなかなか趣があっていいと思う。

といっても最後はヨコかじりになるのが正しい食べ方なのである。

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だらだらとしたお正月

2021-01-03 | 日々是好日

正月は、あたふたしないでボーっとできるのでありがたい。

だがどういうわけか、普段は掃除をしないくせに、正月に掃除をしたくなって困る。

それならば年末にやればいいのにと我ながら呆れるのだが、そのときは全くしたくない。

寒風の中、駅伝で走っている人々を見て「自分も何かやらねば」

と怠け者は怠け者なりに、感じるものがあるのかもしれない。

ただ元旦からバタバタするのもいかがなものか、と思いながら拭ける範囲内を拭いたりする。

で、少し労働をすると疲れるので、またしばしボーっとする。

駅伝は長丁場だからまだまだ終わらない。

テレビを観ながら「ああそうねえ、へーえ、うん、ああ、なるほどね」などと相槌を打っているのだが、これはもしかしてちょっと危ない傾向かな。

こんな具合で三が日が終わっていくのであった。

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