浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

バスの中のブザー

2021-01-01 | 日々是好日

人が多いほど生存競争は激しくなる。

混乱の度合いも激しくなり、これを一般にドサクサと称し、ドサクサは秩序の混乱と崩壊を意味し、秩序の混乱と崩壊の中ではズルい者が勝つ。

天下りというのは大仕掛けのズルである。

役人同士で作り上げた大ズルなのだが、慣行化によってズルに見えないように仕立てあげた。

ゴマスリというのもズルである。

実力ではなく、ゴマスリというズルによって出世を目論むわけだが、このズルは往々にして成功するから厄介だ。

人との関りの中で発生するズルで、損も得もないズルがある。

「バスの中でブザーを押さないズル」がその例だ。

バスの座席の横にはブザーが取り付けてある。

次の停留所で降りる人はこのブザーを押して、「次で降ります」という意志を表明することになっている。

どういうわけか、できることならこのブザーを自分では押したくない。

誰かが押してくれないかな、とジリジリしながら待っている。

どんどん停留所が近づいてきて、もう押さなきゃ、もう押さなきゃ、と思いつつも、できることなら誰かに押してもらいたい。

「押せ、ホラ、早く押せ、誰か押せよ」と焦るのだがついに誰も押さない。

「ほんとにもう、みんなしぶといいんだから」と、しびれを切らしてとうとう自分で押す。

バスが次の停留所で止まると、はたして自分以外に4人もバスから降りていく。

この4人は全員、ブザーを押さないズルをして降りていく連中だ。

「俺が押したブザーでお前らは降りていくんだろうが」と怒りがおさまらない。

この4人に下働きをさせられたようで口惜しくてならない。

しかし、あのブザーを押したくない心理、というのは何なんでしょうね。

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肉まん

2021-01-01 | B級グルメ

肉まんは、買おうと思って買いに出かけるものではない。

つい衝動的に手が出てしまうものである。

肉まんの命は、その熱さにある。

肉まんは買った瞬間が一番熱い。

あとは刻一刻と冷えていくだけだ          

買って歩き出した瞬間から、そのことが気になって仕方がない。

だから肉まんを買った人は、どうしても歩き方が早くなる。

ついには駆け出す人もいる。

肉まんは正規の場所で正規に食べるとおいしくない。

きちんとテーブルに座って、居ずまいを正して食べるとおいしくない。

身辺あわただしいところで、あわただしく、アチアチなんて言いながら食べるとおいしい。

少し手に余るような大きさに体格の良さ、それに幾分の厄介感。

そのような量感に頼もしさを感じつつ、そこのところへかぶりつく魅力。

それにしても肉まんの中の具は少なすぎる。

あれだけいい体格をしているのに、何という貧しい中身であることか。

今の2倍とは言わないが、せめて1.5倍ぐらいにして欲しい。

いつも絶望的に少ない具と、多すぎる皮に心を痛めつつも、つつがなく食べ終える。

そして食べ終えたあと、喜びも少ないが悲しみも少ない人生を選んでいる自分を、つくづくと感じる今日この頃である。

 

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初夢は縄跳び

2021-01-01 | 日々是好日

寒風に晒される切り干し大根          

凍みてます。

久々に本格的な積雪の年末年始。

どこに行く当てもなく静かに過ごしている年末年始。

雪かきが主な任務であります。

老体には堪えます。

初詣も無しかな。

今年から縄跳びの練習でもして、若返りを図りたいと…

新年早々から無謀な夢を描いております。

 

 

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