浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

おでんの大根

2021-01-16 | 日々是好日

おでんの季節。

おでんの鍋の中をそっとのぞいて見てみます。

別に「そっと」でなくてもいいのだが、メダカの学校は川の中、おでんの種は鍋の中…

なのでメダカの流儀でそっとのぞいて見てみると、みんなでグツグツ煮えてるよー。

大根、コンニャク、たまご、チクワ、厚揚げ、すじ肉。

漢字、ひらがな、カタカナ、入り混じってみんな仲良く煮えてるよー。

誰がリーダーで、誰がサブリーダーか順位をつけると1位大根、2位たまご、3位すじ肉ということになる。

おでんの人気順位は、毎年この順位で変わらない。

1位ということは優勝ということであり、チャンピオンということであり、AKB48でいえばセンターということになり、会社でいえば社長あるいはCEOということになる。

大根がCEO?、大根がセンター?

アイドルグループのセンターといえば、それなりの華というか美貌、美貌というか、才気というか、そういうものがなくてはならない。

大根だって若いとき、おでんになる前にはそれなりに色艶があった。

元気はつらつ、太く、長く、肌の色艶よく、色気さえ感じられた。

だが、ひとたびおでんの鍋の中に身を沈めたあとの姿は、生娘が苦界に身を沈めた感さえある。

大根はセンターにはなりたくないのに、それが聞き入れられず今日まで来てしまったという。

大根は苦労したのだ          

苦労人の気持ちをよく知っている。

そんな苦労をした大根は哀れであるが、そこんとこを考慮に入れて食べると、その味わい深さが身も心もしみじみ染みるのであった。

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ハンマーモア

2021-01-16 | 働く車

ヤンマーの歩行型ハンマーモアを購入した。

YW450H          

早い話が草刈り機          

ナイフのような刃で草を刈る          

鬼滅の刃ではないが、自走の刃ってとこかな。

試運転は春になってからですね。

春が待ち遠しい…

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朝食バイキング

2021-01-16 | 日々是好日

温泉旅館の朝食は、一階の食堂でバイキング、というところが多い。

このほうが、旅館側の人手がはぶけるせいか、大はやりの傾向を見せている。

朝8時(別に何時でもいいけど)みんなのうしろについてバイキングがとり行われている食堂に向かう。

食堂に到着すると、入口のところに大皿が積み重ねてあって、とりあえずこれを一枚取りあげる。

朝食のバイキングは得体のしれないものが多い。

インゲンの油いためとか、ホーレン草の油いためとか、ソーセージの油いため(いやに油いためが多いが)。

それからキュウリを荒くきざんだのにサラダオイルをかけたのとか、ハルサメのサラダ風とかわけのわからないものが多い。

あとはありきたりの、カマボコとか生卵とか、鮭の塩焼きとか漬物コーナーが並び、最後にフルーツデザートが並んでいたりする。

油いためが多いのは、前の晩の残りものを何でもかんでも炒める、ということで並べているのかもしれない。

入口で皿を一枚取りあげると、おかずの前は長蛇の列になっている。

みんな浴衣の前をだらしなくはだけて、どうも何だか哀れな感じがする。

難民の列というか、戦火を逃れて明日はいずこで果てるやら、というか並んでいるうちに惨めな気持ちになってくる。

あれを少し、これを少しと自分の皿に取り分けていくうちに、気持ちがだんだん卑屈になっていく。

係の人が料理のうしろに立っていたりすると、看守に監視されている囚人のような心境になる。

取り分ける、というより盗み取る、という気持ちになってしまう。

最初は食欲も全然ないし、ほんの申しわけ程度に少し。

と思っているにもかかわらず、次から次に食品が目の前に現れると、一皿がたちまち満員になり、もう一皿を取りに入口のところに駆け戻ったりする。

山盛りの皿を二つも抱えてテーブルにつき、冷静になってつくづく眺めればとても食べ切れる量ではない。

残しては末代の恥とばかり、必死になって食べるが、結局は大半が残る。

やむなく食事終了ということになってお茶をすする。

意気込みと結果に重大なギャップがあったのは、誰の目にも明らかである。

本人もそのことを充分自覚しつつ、反省のひとときを過ごしているところなのである。

その人の品性、いやしさ、意地汚さ、育ちなどを大量の残留食品がすべて物語っているのである。

周りの人も「ほれ、見ろ」という視線をチラチラと送っている。

係のオバサンも「こういう人、よくいるのよね。食べきれないなら持ってこなきゃいいのにね、だけど持ってきちゃうのよ、育ちが悪かったのよね」

とテーブルを片付けながら思っているに違いない。

そこで格言

朝食バイキングで大量に残したら、お茶などすすらずすぐ逃げろ。

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