浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

湯豆腐

2021-01-18 | B級グルメ

木枯らしの季節。

木枯らしとくれば鍋物。

鍋物といえば大きな鍋を大勢で囲んでワイワイ、ガヤガヤ、和気あいあい、湯気モーモーという風景を思い浮かぶ。

だが今はコロナ禍。

そういう賑やかな鍋はやめて、小さな鍋にたった一人、陰々滅々、ともかく陰気、陰鬱という風景を思い浮かぶ鍋もある。

小鍋は陰気が似合う。

一人で小鍋をつつきながら、手拍子なんか打って陽気に騒いでいたらおかしい。

陰気は陰気だけど、ただの陰気ではない。

孤高の気配が感じられる陰気。

その周辺には清貧、高潔の空気さえ漂う。

どことなく陰のある男、過去を背負った男が似合う小鍋。

シンプルでなければならない。

湯豆腐、これに尽きる                   

ポン酢、あるいは土佐醤油をつけて食べるのが好き。

豆腐一丁も食べれば腹いっぱい。

安上がりなおかずでもある。

 

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どうなる東京五輪

2021-01-18 | 日々是好日

トシをとってきたせいか、毎日なるべく穏やかに暮らしたい、という思いが日増しに強くなってきている。

困難とか波乱とか冒険とか、激情とか怨念とか激怒とか、そういうややこしいものから遠ざかって暮らしたい。

喜怒哀楽はなるべく薄目のやつでまかないたい。

コタツでいうと「強」ではなく「中」のあたり。

毎日穏やかに、のんびり、ゆっくりな生活。

対立とか、人と争いたくない。

だから競争は好きじゃない。

競争が好きじゃないからオリンピックも好きじゃない。

特にオリンピックの花形、競争の極限である100メートル競技は見るのが辛かった。

100メートル競技のゴール寸前は思わず目をそむけた。

だって全員、物凄い形相をしている。

目は血走り、鼻の穴は拡がり、歯を食いしばり、中には歯茎まで剥き出しにする者もおり、なりふりかまわず、身も世もあらずゴールになだれこむ。

そこには普段大事にしている世間体というものは、かけらもない。

ゴールの瞬間、ちょっとでも世間体を考えたらあんな形相はとてもできない。

人間の身体には人には見せてはならない部分がいくつかあるが、歯茎もその一つであると考えられる。

そうまでして勝ちたいのか。

歯茎まで見せて勝ちたいのか。

東京オリンピックの開催が危うくなってきた。

コロナ禍が収まらない中、中止もやむなしの雰囲気である。

中止になった場合のことを考えたほうがいいのではないか。

などと個人的には思うのであります。

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