久しぶりに桃缶を食べてみようと思って、近所のスーパーへ買いに行った。
うん、あるある、丈の高い缶に桃の実のラベル
国分グループの世界紀行白桃(左側)の値段138円
はごろもフーズの甘みあっさり白桃(右側)のほうは408円。
え?、138円?、安い。
高級品だと思ってたのに138円。
しかし困るなあ、こういうことされたら。
せめて500円はしてくれないと。
桃の缶詰の世界に何か大変動が起こったのだろうか。
原産国、中国、輸入品、はごろもフーズ㈱。
そうか、そういうわけだったのか。
桃の缶詰の世界もユニクロ化していたのか。
デパ地下などの桃缶には国産が並んでいて、400円から1400円なんてのもある。
何だかちょっとホッとして、ホッとするのも何だかヘンだが、やっぱりホッとする。
たとえ138円でも桃缶は桃缶だ。
姿、形も昔のままの桃缶だ。
桃缶はずっしり重く、ゆするとタプタプと音がする。
国分グループの桃の実は「二つ割り」になっていて、このままでは大きすぎて口の中に入らない(因みにはごろもフーズのほうは四つ割り)。
だが無理に入れようとすれば入らないこともない。
二つ割りになって種子のところが凹んでいるので、そこのところへたっぷりと汁を含ませ、大口を開けて無理やり口の中に入れるのが、桃缶の正しい食べ方ではないかと思うのであった。