北朝鮮を巡る情勢が一層緊迫してきた。やはり中国の動きが鍵となるだろう。
東京近郊で咲いていた馬酔木の花と、早咲きのつつじを。
北朝鮮をめぐる動きが急である。米国は大統領選挙もあり今度はかなり効果のある経済制裁を実施しそうだ。中国の対応が興味深い。
桜の後、花は小休止。ベゴニアの花言葉は、片思い、あるいは幸福な日々。金王朝の幸福な日々は後どれ位続くのだろう。ベゴニアはフランスのカリブ海の提督だったBegonの名に由来するらしい。
国家財政破綻の瀬戸際にあるスペインを、さらに悩ませているのはアルゼンチンの石油会社国営化法案である。スペイン企業が過半の株式を所有するアルゼンチンの石油会社を突如、国有化するということで、スペインも(EUも)怒り心頭。これは既にデフォルトにあるアルゼンチンが国民の不満を外に向けるという常套手段で、その一環として30年経ってまたフォークランド諸島領有権を主張してイギリスにも喧嘩を売りはじめた。前回1982年のフォークランド紛争時イギリスに住んでいて、国が戦争するということを身をもって体験した。サッチャーがまさに鉄の女であったころの出来事である。
それにしても、スペイン国王が象狩りで腰を骨折したとは、スペインも文字通り踏んだり蹴ったりである。
数年前にドライブの途中、路傍で見つけた野草を鉢で育てていたら可憐な花を付けた。
このところアフガニスタンではタリバンの攻勢が目立ってきた。米軍の撤退が始まり治安が悪化している。カブールとカンダハールを結ぶ国道の攻防戦が激化しているところへ、大使館へのロケット砲撃が発生。NY同時多発テロから10年半、この戦争の出口は見えない。
ハナミズキが咲き出した。まだ、ところどころに椿も咲いている。
イスタンブールでのイランと6カ国(代表はEU)との核問題交渉に少し進展があったらしい。すくなくとも決裂ではなく、交渉継続となったとのこと。日本の原油輸入に死活的な影響のあるホルムズ海峡閉鎖の可能性は少し遠のいたか。2002年にブッシュ米大統領が悪の枢軸と呼んだ両国が(もう一カ国はイラクだった)、イランは核開発を核の平和利用、北朝鮮のミサイルも宇宙の平和利用、と全く同じ平和を釈明理由としているのは興味深い。
天気が回復して色鮮やかなデイジーとシクラメン。