プロップステーションのナミねえこと竹中ナミさんの講演を市町村議員セミナーで春に聴き、共感した。
ナミさんは、
「働く意欲を持つ人が"チャレンジドであれ、女性であれ、高齢者であれ"就労のチャンスを得て、
社 会参画や納税というかたちで「支える側」に回ることの出来る社会システム。
そういうシステムの構築が、これからの日本には必要なのではないでしょうか。
とくにバリアーの大きいチャレンジドの就労における様々な障壁を取り除く知恵や努力は、
チャ レンジドのみならず、多くの人たちにとって、「自己実現可能な未来」への道を切り拓くのではな いかと思います。」
詳細はプロップステーションホームージへ http://www.prop.or.jp/
今日は、米国司法省公民権局 司法次官補代理などを歴任した、ジョン・ヴォダッチ氏を迎えての講演会でした。
そもそも米国では、障がいを持つ人の割合を人口の約20パーセントとしているところから、日本と事情が大きく違います。
日本では、56人以上の企業に対し、1.8パーセントの障がいを持つ人(身体・知的)を雇用することが義務づけされていますが、
米国では、政府機関をはじめ、州・地方が、障がいを持つ人を積極的に雇用をし、高級官僚や世界銀行幹部はじめ
企業のトップにも障がいを持つ人はたくさんいます。
日本では、障がいを持つ人の大学進学割合が0.18パーセント。米国は7~8パーセント。
ナミねえは障害をお持ちの娘さんより先に安心して死ねるように、障がいを持つ人が自立して誇りが持てる事を目指しています。
1.8パーセントの雇用枠に入れなかったが、いまやプロップステーションでサイトの構築をしている脳性麻痺の〇さんに会場で
会うことが出来た。
障がいを持つ人の能力を活用し切れてない日本はもったいない!と。
障がいを持つ人に働く場を提供する蕎麦屋を開店させる夢のお手伝いは、現実味をおびつつあると感じました。