教育委員会所管の予算委員会審議の中で、質問が多かった項目の一つは、
小学校水泳指導委託事業についてでした。
佐倉小学校のプールを解体後、プールの授業を外部委託する予算4,680千円。
小学校のプール指導時間は、年間10時間となっていますが、
今回の外部委託で、(1コマ45分×2コマ+送迎バスの移動に1コマ)を4回の計画。
指導方法は、1クラスを能力別に3~4グループに分け専門コーチと学校の先生で指導の予定。
小学校でのプール開き前の清掃をプール底汚泥の放射能汚染を危惧して、
現在学校職員だけで行っている事、指導においては天候に左右されること、
小学校によっては外部からのぞき見の心配がある事、水道代はかなりなものです。
新しくプールを建築して担任の先生が指導するより、
様々な点で外部委託にはメリットがあると考えます。
小学校施設の老朽化対策はプールについても同じ事が言えるので、学校での教育的指導の観点と
安全性の確保は第一ですが、ファシリティーマネージメントの推進を踏まえ、
とても良い方法だと思います。
〇ファシリティマネジメントとは、
土地・建物・設備といったファシリティを対象として、経営的な視点から設備投資や
管理運営を行うことにより、施設に係る経費の最小化や施設効用の最大化を図ろうとする
活動のことをいいます。
佐倉市資産管理経営室 http://www.city.sakura.lg.jp/0000002891.html