「道路予定地は、ここまでです。」
2月議会で上程されている志津霊園和解合意の内容確認のため、現地視察。
収用申請している墓所、市と霊園で交換する土地の確認、道路予定地の現状。
そもそも、佐倉市を東西に結ぶ幹線道路として計画された延長約13kmの都市計画道路
勝田台・長熊線の建設にあたり、約120m間に本昌寺所有の墓地があり、
この都市計画道路の開通のために、本昌寺墓地の移転が必要なため、
任意団体の志津霊園墓地移転対策協力会に移転補償金15億3200万円を支払いましたが、
多額の使途不明金を発生させ、墓地移転の実現が不可能な状態となりました。
平成24年3月末時点で、15億3200万円に対する佐倉市の回収金額は、4億3,906万7973円。
和解し道路が開通しても、使途不明金、損害の補償については解決出来たわけではありませんが
長年の歳月を経て、和解できることは大きな前進です。
志津霊園問題(霊園移転・道路整備)総事業費見込み42億2849万円
そのうち、都市計画道路(勝田台・長熊線の志津霊園関連区間整備費用)23億1870万円です。
あと120Mがつながらない・・払った代償は甚大で、15億3200万円を払った経緯を考えると
議会の役割が大きいことが分かります。
志津霊園真相の解明と損害の回復 佐倉市HP
http://www.city.sakura.lg.jp/0000004887.html
建設常任委員会で審議する市道認定の視察。(上、宿内公園入り口 下、生谷)