佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



H25年度予算で既存建築物耐震改修支援事業として、23,344千円(国1/2、県1/4)は、

昭和56年以前建築の木造住宅の耐震改修工事 1件最大50万円×30件分

耐震改修工事に伴うリフォーム  1件最大10万円×30件分 

老人世帯等対象(一人で避難できないなど)のシェルター工事補助金 1件最大15万×17件

シェルター工事に伴うリフォーム補助金 1件最大10万×17件分です。

シェルターは家屋が倒壊しても一定の空間を確保することで命を守るもので、

すでに静岡市が実施しています。http://www.city.shizuoka.jp/deps/kentikusidou/sheruta.html

シェルター工事は、国庫支出金が1/2の国が進める施策で

福祉部と連携し協議して補助先を選定していくことになります。

家屋丸ごと耐震工事をするよりも安価で、

例え家が倒壊しても寝室等はつぶれないようにして命だけは守るためのものと考えられますが、

3.11の揺れを踏まえて、地震が発生してシェルターまでたどり着けるか?やや疑問です。



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ファミリーサポートセンター事業は、仕事と子育ての両立出来る環境整備と

地域の子育て支援の向上を目的とした相互支援のシステムで、

来年度予算10,366千円うち1/2は国庫からの補助金です。

援助を受けたい依頼会員と援助を行いたい協力会員そしてその両方に登録する両方会員がいます。

つまり、「子育てのお手伝いをしたい」、「子育ての手助けをしてほしい」人たちが会員となり、

子育てがたいへんなときに地域で支援し合うシステムです。

H25年1月末現在の会員数463の内訳は、提供会員93,依頼会員311,両方会員59

活動件数は、平成23年度は1,677件、平成24年度はH25年1月末現在で1,872件。

利用者がどんどん増えていることが分かります。

利用料に関するアンケートでは、利用会員からは高い、提供会員からは安いとの結果。

援助時間は原則として、6時00分から午後10時00分まで

謝礼金額は、平日7時00分から午後7時00分まで  1時間あたり 700円

平日の上記以外の時間と土日祝日は1時間あたり 900円

援助内容は、保育園・幼稚園などの送迎、保育園・幼稚園の開始前や終了後の子どもの預かり

小学校の放課後や学童保育終了後の子どもの預かり、

保護者の病気や急用時などの子どもの預かりなどですが、登録会は1ヶ月に1回しかありません。

私の子育て時には無かった制度ですが、無いだけに隣近所やママ友に頼むことも多かったです。

今さらながら、そんなママ友達に感謝しています。

緊急時は、下の子を上の子にお迎えに行ってもらったり(本当はNGです)

入院中の家族の着替えを小学生の子どもが電車とバスに乗って届けに行ったり

私だけでなく、みんな綱渡りの子育てをしながらの毎日ではないでしょうか?

家族はいつも健康元気ではなく、けがもする、病気もする、入院、介護、子育て、仕事。

そこを助ける制度がこのファミリーサポートセンター事業ですが、兄弟割引がないので、

保育園や学童に二人兄弟を迎えに行ってもらうと、

1時間でも二人分ですから1,400円払います。(交通費別)

近隣自治体では利用料がもう少し安かったり、兄弟割引があるところも・・

利用件数が増加する現在、提供会員をもっと増やす必要があるので、

介護保険と家族の支援の隙間をうめる重要な役割を担っている

ユーカリが丘地区社協のスマイルサービスのように利用料を低くしても

提供者がいてくださる事を踏まえて、地域の方をもっと巻き込む、地域の方にこの

現状をご理解頂く努力から始めなければ、根本的な解決には繋がらないと思います。

ボランティアで子育て支援をしたいというニーズがはっきりとあるにも関わらず、

まだ、マッチングしていない現状を早く解消したいと思います。



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