ファミリーサポートセンター事業は、仕事と子育ての両立出来る環境整備と
地域の子育て支援の向上を目的とした相互支援のシステムで、
来年度予算10,366千円うち1/2は国庫からの補助金です。
援助を受けたい依頼会員と援助を行いたい協力会員そしてその両方に登録する両方会員がいます。
つまり、「子育てのお手伝いをしたい」、「子育ての手助けをしてほしい」人たちが会員となり、
子育てがたいへんなときに地域で支援し合うシステムです。
H25年1月末現在の会員数463の内訳は、提供会員93,依頼会員311,両方会員59
活動件数は、平成23年度は1,677件、平成24年度はH25年1月末現在で1,872件。
利用者がどんどん増えていることが分かります。
利用料に関するアンケートでは、利用会員からは高い、提供会員からは安いとの結果。
援助時間は原則として、6時00分から午後10時00分まで
謝礼金額は、平日7時00分から午後7時00分まで 1時間あたり 700円
平日の上記以外の時間と土日祝日は1時間あたり 900円
援助内容は、保育園・幼稚園などの送迎、保育園・幼稚園の開始前や終了後の子どもの預かり
小学校の放課後や学童保育終了後の子どもの預かり、
保護者の病気や急用時などの子どもの預かりなどですが、登録会は1ヶ月に1回しかありません。
私の子育て時には無かった制度ですが、無いだけに隣近所やママ友に頼むことも多かったです。
今さらながら、そんなママ友達に感謝しています。
緊急時は、下の子を上の子にお迎えに行ってもらったり(本当はNGです)
入院中の家族の着替えを小学生の子どもが電車とバスに乗って届けに行ったり
私だけでなく、みんな綱渡りの子育てをしながらの毎日ではないでしょうか?
家族はいつも健康元気ではなく、けがもする、病気もする、入院、介護、子育て、仕事。
そこを助ける制度がこのファミリーサポートセンター事業ですが、兄弟割引がないので、
保育園や学童に二人兄弟を迎えに行ってもらうと、
1時間でも二人分ですから1,400円払います。(交通費別)
近隣自治体では利用料がもう少し安かったり、兄弟割引があるところも・・
利用件数が増加する現在、提供会員をもっと増やす必要があるので、
介護保険と家族の支援の隙間をうめる重要な役割を担っている
ユーカリが丘地区社協のスマイルサービスのように利用料を低くしても
提供者がいてくださる事を踏まえて、地域の方をもっと巻き込む、地域の方にこの
現状をご理解頂く努力から始めなければ、根本的な解決には繋がらないと思います。
ボランティアで子育て支援をしたいというニーズがはっきりとあるにも関わらず、
まだ、マッチングしていない現状を早く解消したいと思います。