こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

嬉しい食卓に

2015年06月07日 17時29分48秒 | Weblog
4月に結婚した長女が久々に顔を見せた。身重の身だが、まだ仕事を頑張っているらしい。よし、今夜の食卓は大判ふるまいで贅沢するか。妻と末娘も夜7時には帰宅する。じゃあ、あれしかない。手巻き寿司。家族がわいわい談笑しながらつまむ手巻き寿司。昔はよくやったっけ。やると決めたら即買い物だ。長女を伴って近くのコープに。いつもなら安い食材を求めてイオンに直行だが、今日だけはセレブ(?)だ。情けないセレブだが、娘が選ぶ生食の魚を次々買い物かごに放り込む。(うわー!こんな高いもの……)躊躇、戸惑い…高級手巻きのり、マグロ・イカ・サーモン。甘エビ・アナゴ・イクラにタイも…(ほんまかいな?)甲斐性なしの父親に、こんなセレブな身の買い物は心臓に悪い。とにもかくにも買い添えた総額は8千円を大幅に越した。明日からしばらくは一汁一菜だな。米も本当に久しぶり3合も炊いた。すし酢もちょいちょいと作って、食材は切りそろえた。よし、準備万端。なんか外科振りの家族団らん。蒸す円らの笑顔とおしゃべりが待ち遠しい。
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小学生に性教育は是か非か?

2015年06月07日 13時54分16秒 | Weblog
小学生に性教育は是か非か?

 これだけ世の中に性が赤裸々に氾濫している時代だから、当然小学生にも性教育を行うべきだろう。そうでなくても、茶の間にいるだけで、テレビやビデオ、雑誌に漫画……と、否応なしに性の知識を、大人と子供の区別なく与えられている現状がある。
 さわらぬ神にたたりなしと、放っておけば、下手をすれば間違った性知識だけが横行しかねない。特に純粋な子どもに、それが植え付けられてしまえば大変、非常事態だ。
 やはり、何らかの形で正しい性教育を、こどもたちのために行われる必要があるだろう。
 ただ心配なのは、教科書に詳細で具体的な記述がなされても、それを上手に子どもたちに伝達教示できる先生が、きちんと要請されているかどうかだ。
 性教育は算数や理科などと違って、工夫のない単なる正しいだけの知識を教えるだけでは済まないからである。プールにさえ子どもと一緒に入りたがらない先生が増えている現状では、親の立場として、果たしてこれまでタブーだったものを、きちんと教えて貰えるのか、不安が募る。
 新しく専門の先生を養成・採用するか、それが無理なら、今の先生方が教えられる自信とその自覚を得られるように特訓強化を推し進めて貰いたい。
 それだけ、小学生への性教育に中途半端は、必ず危険を伴うと考えるべきだ。
(讀賣・1991年9月7日掲載)
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4コマ漫画

2015年06月07日 09時10分44秒 | 趣味的ライフ
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男衆燃え上がる、酒もってこい!

2015年06月07日 02時54分42秒 | 文芸
男衆燃え上がらせる、酒持ってこい!

 祭りに酒はつきものだ。それもやっぱり日本酒がピッタリくる。
 早朝。太鼓蔵に男衆が三々五々集う。集まった所で、まず酒が振る舞われる。呑める者もそうでない者も、浄めと景気づけで、盃に口をつける。この一杯が格別な味で、実に美味い!
 重厚な布団屋台で地区内を練り回る。15分ぐらいで予定の場所に着く。そこにまた酒だ。一升瓶を抱えた祭り襦袢の青年が酒をついで回る。いい気分で賑やかに騒ぐ男達。そうやってみんな仲間になる。宮入時間までそんな塩梅に5,6回も酒が入ると、足元にも酔いが回り出し、ふだんおとなしいやつも、大胆に、驚くほど逞しく変身する。
 祭りの豪華屋台がスマートに練り進んだって面白くもなんともない。酔いに任せた危なっかしい蛇行と乱練りが祭りの醍醐味だ。
 神社に奉納する際、二トン近い布団屋台を一斉に差し上げたり、ガブッたりできるのも、酒の力あってのこと。酒は男衆の“火事場の馬鹿力”を燃え上がらせる。
 さあ!おれたちの村祭りだ。思いっきし楽しもうじゃないか。ほ~れ、酒持ってこ~い!
(讀賣・1993年10月24日掲載)
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絵手紙

2015年06月07日 02時00分25秒 | 絵手紙
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ピクニックで見た見事なお弁当?

2015年06月07日 00時04分12秒 | 文芸
ピクニックのお昼がすめば紙袋一枚

 わが家族は5人、いざピクニックへ行こうとなれば、弁当におやつに飲み物……と、けっこうリュックに一杯となる。ピクニックが終わると、ゴミとかさばる空容器となり、持ち帰りが煩わしいものだ。
 先日、出かけた山の公園で、偶然隣り合わせた親子3人連れの外国人家族は(おや?)と思わせるほど手荷物が少なかった。
 さて食事となると、紙袋をガサガサさせ、なんとレタス一個、ハムと食パンそれぞれのかたまり、トマトにリンゴが丸まる一個ずつ。そして携帯用ナイフが一本、男性の手に握られた。
 女性がレタスをはがし、パンはちぎり、トマトは丸かじり、ハムとリンゴは男性が手際よく切っては、女性と子どもに渡す。談笑しながら家族がてんでに口に運ぶ食事風景のスマートさに、いやはや感心させれた。
 食事が終わった後に残ったゴミは紙袋一枚と言う実に見事極まるその光景に、再び「ホーッ!」と感心しうなってしまった。
 公演のあちこちに置かれたゴミカゴから、はみ出して散らばった弁当ガラを横目に下山しながら、今度はわが家もあの外国人家族をぜひ見習ってみようと思った。
 飽食日本の豊かなモノ社会に身を置くことに慣れきったわが家族には、ちょっと面倒くさくて物足らぬピクニックになるかも知れないが……!
(讀賣・1991年5月12日掲載)
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