こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

健康診断の後始末?

2015年06月19日 20時31分54秒 | Weblog
必ず行きます。でないと何のために健康診断をワザワザうけるんですか?現在私の場合、メタボ予備軍として、市の保険所主催のメタボ教室に参加しています。とてもタメになる指導をうけています。過去には、検診でおかしいとなって病院へ。大腸ポリープが見つかり、内視鏡手術を受けています。以上が指摘された人は無視しないで検診を受けた意味を、ぜひ再自覚してほしいと願います。日本国民の健康と命を守るためにも必要なことです。
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父の愛情

2015年06月19日 13時35分17秒 | 文芸
危機を救ってくれた父

 父からの手紙。わたしの半生で、あれ一度きりだった。
 結婚式を前に破断のショックと、そのせいで仕事も辞め、精神的に追い詰められていた。
アパートに閉じこもり、ただ絶望感だけ。自殺すらチラッと考えた。
 田舎から車を飛ばして父が駆け付けたのは深夜。ドアをたたきもせず、父は郵便受けに手紙を放り込んだ。不器用な父の思いが、「コトン」という音にこめられていたのに後で気付いた。
 便せん三枚に埋まった息子への思いがあった。
「一度家に帰ってきい。それからや何もかんも」
 その明け方、家に帰った。
 玄関の向こうに舞っていたのは父と母。そして心づくしの風呂だった。わたしは泣いた。
 わたしの人生の危機を救った手紙。あの「コトン」いう記憶が、いまも鮮明に残る。
(讀賣・1996・6・30掲載)
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我が家のメニュー事情

2015年06月19日 08時56分27秒 | Weblog
若いころレストランのコックだった。仕事柄、食事はほとんど職場で済ませた。食材はあるものなんでもつかっていいからという職場の上司からのお墨付きがあった。その上司のお煤s目は牛ロースの枝肉を薄くスライスして、さーっと火にあぶり、醤油をちょっとつけて食べるやつ。これが絶品だった。肉は高級な国産だから、もっともシンプルな食べ方があっていたのだと思う。いまは肉を買ってくと言えばイオンの安い肉専門。とてもスライスして醤油……絶対旨くない!安い肉は濃い味付けでごまかして食べるの一番なのだ。ちなみに、最近は、もっと安くてダイエット向きのチキンばかり。もしかしたら牛をくちにすることは、もうないのかもしれないなあ。ちなみに家族の料理はわたしの担当。コック上がりなのに、作るのは日本伝統の家庭料理が多い。もちろん、牛肉の出番は必要ないのである。


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まんが

2015年06月19日 02時39分08秒 | マンガ
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瀬戸大橋開通に

2015年06月19日 01時41分14秒 | 文芸
瀬戸大橋こそ理想の橋願う



 いよいよ瀬戸大橋の開通だ。これに先立っての記念行事ブリッジウォークには、10万人にも及ぶ全国から集まった人が手を取り合い、本州と四国のつながりを確認して喜び合った。青函トンネルと並び、日本の新時代を担う期待は大きい。

 目まぐるしい技術革新で、その昔に不可能とされたものが、着実に実現していく素晴らしさに、この時代に居合わせた幸運を素直に喜ぶ一方で、何か人間の存在が機械文明の名のもとに希薄になりつつあるような不安を覚えてしまう。

 絶対に人類を無視した技術躍進でありえないはずのものが、不思議なことにいつの時代でも常にメリット部分しか前面に押し出されない。デメリット部分は実害が生じた時点で初めて対策が立てられるのがほとんどである。

 だから手遅れになりやすい。原発・大気汚染・空港騒音など、いまだに解決されない問題も多い。これでは便利さの追求のために人間自らを犠牲にしていることになりかねない。

 実に多くの人が歓声を上げ祝福した夢の懸け橋が、現実のものとして始動した後は、いろんな面での完全な対策が取られ、人間や自然をできるかぎり損なう恐れがないよう永遠に人の心をつなぐ理想の橋であり続けてほしいと期待する。

(朝日・1988・4・10掲載)
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ふるさとの美女伝説舞台化

2015年06月19日 00時40分42秒 | 記憶の記事
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機先を制する子供に負けた

2015年06月19日 00時04分05秒 | 文芸
機先を制する子どもに負けた

 久しぶりに早く家に帰れたので、子どもをビックリさせてやろうと、いつも前もって入れている連絡をせずに急いで家路についた。
 ちょうど玄関の前に辿り着いたとき、いきなり駆け出して来たのが子どもたち。彼らも予期していなかった母親と顔を合わせてビックリしている。ところが、その驚きも瞬間で「ごめんね…」と猫撫で声を出す4歳の息子。(えっ?)と面食らっていると、「ボクね、いま、アイシュクリーム買いに行こうとしてたの」
 なるほど、それで納得がいった。機先を制して来たのである。
 親が一緒にいる時は、余程のことがないとアイスクリームやジュースを与えない。お茶か果物で済ませている。
 子どもたちも別に文句を言うでもなく喜んで口にするから、彼らも親の配慮を感じてくれてるのかなと信じていた。しかし、この様子では親の前とよその使い分けをちゃんとやっているようだ。
「お姉ちゃんが買ってくれるの」と懸命に弁解する姿に、「じゃあ行って来なさい」と優しく言うしかない。
 買ってくると、「これ食べたら虫歯だよね」って、またまた機先を制して来る。「いいわ、頂きなさい」の母親の言葉を信じられない顔つきで観る子どもたち。
 いやはや、これでは“子の心親知らず”の失格母親だな。
(神戸・1988・10・24掲載)
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