難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

スクーリングの要約筆記は公費派遣に。

2008年06月17日 21時11分51秒 | 要約筆記事業
花7.jpg080616-100414花6.jpg今週末に迫ったスクーリングの情報保障は、いつも職場の会議や通院の要約筆記を依頼している派遣センターに再度学校に問い合わせてもらったが断ってきた。
日がないこともあり、居住地の障害福祉課に問い合わせてもらったところ、スクーリングのカリキュラムと場所、時間を見て検討するとのことだった。
しばらくすると派遣するという返事が来た。

通常は教育関係は長期にわたること、主体がはっきりしていることもあり、公費派遣対象外だが、認められた。
学園都市なので、他にも実績があったのか分からないがとにかく要約筆記が付くことになった。

後はどういう人が派遣されるか分からないが、講義の場合は同時性よりは内容重視になる。22日は午後から社会福祉概論と実践学習ガイダンスだ。
29日は、社会福祉援助技術、コミュニティ論、家政学概論、学習ガイダンスと朝から夕方までびっしりだ。昼休みというか空き時間が30分もない。

スクーリング初日の前日には、要約筆記指導者養成事業で社会福祉としての要約筆記事業について講義することになっている。まさに、学習が実践につながっているというのか、下手なことは話せない。

昨日、学校から席の確保やパソコン用の電源ケーブルの準備はしますとファックスがきた。どうも過去にもパソコン要約筆記が来た経験があるらしい。
こちらはパソコンも考えたが、手書きの要約筆記者で良いが、講義の何がポイントか分かる人が要約筆記してくれれば講義が分かる。要約筆記者も社会福祉概論を学んだ人が派遣されるよう、派遣元に要望しておこう。
派遣センターが杓子定規な派遣をしないように。


ラビット 記




日本でiphone発売、難聴者は買うべきかどうか。

2008年06月17日 12時56分44秒 | バリアフリー
080617-084227花2.jpg080617-084211花3.jpg世界の携帯メーカーに衝撃を与えたiphoneが7月11日に日本でも発売される。

7月2日から国際難聴者会議がカナダはバンクーバーで開かれるがそのワークショップの中に、iphoneに関する気になる報告がある。
補聴器を使う難聴者にはiphoneが不都合があったようだ。難聴者にアクセシブルな携帯電話のために、全米難聴者協会が働きかけて来た内容が報告される。

アメリカは、ADA法で難聴者等への差別を禁じており、公共の場所には補聴器でアクセス出来る設備の設置が求められたり、全てのテレビに字幕を表示する機能を義務つける字幕回路法もある。リハビリテーション法507条は別名コミュニケーション法と言われるように、電話リレーサービス等を電話会社に義務 付けている。


日本でも、携帯電話やIP電話も補聴器を使う難聴者へのアクセスが保障されるようにJISが定められている。
海外で製造されたiphoneでもこの規格が適用されるのか、実際に規格に満たしているのだろうか。関係業界の機関に確認している。

「W4.Finding A Cellphone That You Can Use: What Do You Mean the Apple iPhone is Not Hearing Aid Compatible
自分に合った携帯電話を見つけるには―アップルのiPhoneが補聴器をつけたまま使えないってどういうこと?
Brenda Battat 全米難聴者協会(HLAA)理事長
HLAAの新理事長が1)アクセシブルな携帯電話の正しい選び方と2)アクセシビリティ向上のためにHLAAが政策者やメーカーにどのような働きかけを してきたかを説明する。」
全難聴国際部webより


ラビット 記






iphoneとアクセシビリティ

2008年06月17日 08時34分19秒 | バリアフリー
iphoneがソフトバンクから、発売になると発表があった。
http://ascii.jp/elem/000/000/139/139440/

タッチパネルを使った操作性はこれまでのケータイと一線を画すものだろう。Appleならではのユーザビリティが盛り込まれていると思われる。
しかし、当然見ながら操作するので、視覚障害者のアクセしビリてぃはどうだろうか。
http://builder.japan.zdnet.com/builder-extra/story/0,3800085817,2037

http://builder.japan.zdnet.com/tag/%E5%B0%8F%E6%8A%80--E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3/


iphoneは、日本のケータイメーカーや通信会社に脅威を与えているといわれていたが、日本には独自の技術発展がある。
携帯電話としてのアクセシビリティはJISに定められている。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080610_iphone_3g/

http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20080613/161910/?P=1


ラビット 記