難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

新しい病院で人工内耳の再調整の結果

2008年08月11日 20時06分31秒 | 人工内耳
080811-転院170902.jpg人工内耳と補聴器の両方を装用するための調整を新しい病院ですることにしていた。
それが今日だった。土曜、日曜の講義のことで頭が一杯ですっかり忘れていた。
ST(言語聴覚士)は人工内耳と補聴器の両方の装用にも取り組んでこられたそうだ。

最初にどうかといわれたものは「反響音」(実際には反響していないが)があるものの人工内耳だけで先生の話していることが分かった。
最後のマップに切り替えた時点では、読み上げたのを3つの文章から選択したり、物語のどこを読んでいるかは口元をみないでも問題なく指示出来る。しかし「盛る」、「掘る」、「富む」、「込む」などを区別するのは半分くらいしか分からなかった。

正直1回目の調整で、補聴器なしでここまで聞こえるとは思わなかった。口を見ながらなら会話するのはほぼOKだ。この時補聴器をしていない。

今までのマップは20ー40dBの小さな音も聞こえる設定だったのを45ー70dBの設定にしたのでうるささはかなり減った。全体的にキンキンするので高い音もカットした。
これで、あとはテレビや朗読など自分の声、会話を人工内耳で聴くことを練習することと言われた。

次に、医師がデジタル補聴器の調整をしようとしたら、PCからアクセスできない状況とのこと。補聴器自体が壊れている可能性があるとのことなので、補聴器を調整して、両方の聞こえを合わせるのは次回になってしまった。


ラビット 記