難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

補聴器の不具合がコミュニケーションに混乱。

2008年08月20日 12時52分18秒 | 補聴器
080820-085622.jpg昨日は、視聴していた補聴器が詰まったような感じでよく聞こえなかった。帰路、近所の補聴器店で見てもらった。
取り扱っていないメーカーなので調整は出来ないとのことだったが、補聴器内部の乾燥と電池のチェック、清掃は出来るとのことでお願いした。

すると、前と同じように聞こえるようだ。この時期、汗をかくので補聴器を濡らさないようにしなければならないが、乾燥剤のケースに入れたりしていなかった。
しかし、今朝出勤するときに、そのケースから取り出すのを忘れてしまったので、前使っていたカスタム型の補聴器をしている。これはT回路がないので、電話が不便だ。

補聴器を見てもらっている間、補聴器店員は補聴器を使っていないのにそのまま説明していた。これは、こちらは左耳の人工内耳で聞き取れていたから良かったが、難聴者への対応が心配だ。

補聴器の使用はちょっとしたことで、聞きにくくなるし、職場や日常の会話がっ困難になる。


ラビット 記



ねんきん特別便特別ダイヤルは「差別」だ!

2008年08月20日 12時41分33秒 | バリアフリー
080820-092808.jpg080820-122751.jpg全国民に配達されるという「ねんきん特別便」がなかなか来ないと思っていたら、会社の管理部から送られてきた。

厚生労働大臣舛添要一の署名入りの手紙だ。
内容を見ると間違いないようで一安心だ。

しかし、封筒の表書きに「よくわからないことがあれば、年金特別便専用ダイヤルにお電話下さい」と朱書してある。問い合わせのファックス番号の記載はない。
電話が難しい難聴者はどうやって、問い合わせるのだろうか。同僚に頼んで聞いてもらうのか。過去の職歴について知られたくないとか、個人情報を開示しなければならず、問題だ。

ファックスは、着信したことが送信した側にも分かるし、受信した側が返信も出来る。種々の理由があろうが、電話の利用が困難な人への対応が欠如している。

電話番号に加えて、ファックス番号を公表しない合理的理由がない場合、これは「合理的配慮」の欠如となり、意図しようと意図しまいと「差別」に該当する。


ラビット 記