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難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

アメリカ大統領選挙の情報保障

2008年08月30日 23時19分16秒 | バリアフリー
200883023239.jpgアメリカ大統領選挙が民主党も共和党も副大統領が選出され、大詰めになってきた。

民主党の大統領候補選出のニュースを見ていたら、オバマ候補のスピーチをしている下壇の方に手を動かしている手話通訳がちらっと見えた。スピーチのリアルタイムキャプションは見えない。
集会の行われている現場の情報保障はどうなっているのだろう。会場のどこかにキャプションの表示されるところがあるのだろうか。

テレビで放送されれば、その映像には字幕はついているだろう。どちらの陣営も寄付や潤沢に集まり、それは主に頻繁に流されるテレビのCM制作費に使われ、選挙の度に放送事業者が大儲けをする仕組みになっている。

日本の政党は、共産党を除き、みな政党助成金に頼っている。何だかなあ。


ラビット 記




ゲリラ豪雨と人工内耳?

2008年08月30日 22時21分42秒 | 生活
080829-豪雨調布074914.jpg080829-豪雨多摩川072114.jpg8月29の早朝、東京の多摩地域を襲ったゲリラ豪雨は多くの被害を出した。

しかし、寝ている間は人工内耳も補聴器も外してしまい。轟くような雷鳴も聞こえない。起きた時には雨も上がりつつあり、空も明るくなっていたので気が付かなかった。
テレビを付けると勤務先や居住地の市で被害がいっぱいだ。

祖母に聞くと、3時頃イナビカリで目が覚めたという。フラッシュベルは知っているが自然のフラッシュで目が覚めたことはない。
勤務先近くに住む上司に聞くと広報車が出ていないようだが、有線放送はある。

障害者の権利条約の合理的配慮は、行政や社会の側が対応するが自然災害はどうか、広報車の広報を聞こえない人にも伝わるようにするのは合理歴配慮の対象だが、イナビカリを伝えるのは合理的配慮の対象ではない。


ラビット 記





デジタル放送テレビと人工内耳

2008年08月30日 22時20分51秒 | 人工内耳
080830-aiwa212014.jpg080830-シアター211743.jpg8月11日に、人工内耳のマッピングをし直してもらって、20日間が経過した。
日々、新しい聞こえを感じる。

昨日の雨の時には、路面に落ちる雨音に気が付いた。ピチャピチャと聞こえた。傘に落ちる雨はパッパッと聞こえる。

地上デジタル放送テレビで歌番組を見ながら人工内耳の聞こえを確認していた。ふと思いついてホームシアターのスピーカーシステムのスイッチを入れてみた。
補聴器の時には分からなかったが、テレビの歌番で、観客の拍手が初めて聞こえた。
コーラスの中で何か異質の音がメロディまでは分からないが聞こえる。画面を見たら一人の歌手がハーモニカを吹いていた。
演奏されている楽器もまだどの楽器かは分からないが、今までよりいろいろな音色が聞こえる。

補聴器が不十分な状態の中で、これだけ聞こえるようになったのは前進だ。


ラビット 記






13:05事務所に到着 災害時の難聴者の「ライフライン」

2008年08月30日 14時48分07秒 | 生活

多摩川0830.jpg2008年08月30日

今日は、会社の災害時の帰宅訓練の日だった。
昨年は、自宅から勤務先の事務所を目指したが、炎遜の中2時間歩いてN駅までだった。

今年は、バスでN駅まで行き、N駅から事務所を目指した。T川は一昨日来の豪雨のため、水がごうごう流れている。
川沿いを一人で歩く。空の端は黒い雲が見える。


多摩川083002.jpg
歩いている時は一人だが、勤務先や協会事務所、自宅との連絡は携帯がないと出来ない。電池が切れたら終わりだ。人工内耳も補聴器も電池が切れたら終わりだ。なんとか、自家発電や充電できる方法を考えないと綱渡り的な「ライフライン」になる。


ラビット 記