摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

雨の中の紫陽花

2016年06月29日 | 関西の四季

見出しの写真は八重咲甘茶…
この日は、びわ湖のほとりに在る 「もりやま芦刈園」にいきました。この日6月16日の天気予報はしとしと一日中雨が降り続くということでアジサイ鑑賞にはうってつけと喜んだのですが、実際は土砂降りの大雨でつれあいと土砂降りの中をドライブ…人間には厳しい天候となりました。ただしアジサイは葉も花もみずみずしく濡れてシャワーを浴びてはしゃぐ子どものように喜んでいるみたいでしたね

もりやま芦刈園のあじさい2016年6月16日
八重咲甘茶も多様な姿を見せています  シティラインパリ←名前のように華やかでお洒落  
 

ロットケルヘンの行列 ↓          ロットケルヘン↓ 
 
ロットケルヘンは名前からしてドイツ風整然と整列し,行進しているみたいです
城ケ崎←これもハイカラな感じのガクアジサイ⤵

貴船⤵ 貴船もゴージャスなガクアジサイでしたね


これも貴船        京都府立桂高校から寄贈 ブルーオリオンの名前がいいね
   


ヤマアジサイ日本固有種 
 

この日見たアジサイは大きく4つの種類に分けられていたように感じました…
その1⇒もともと古くから我が国の各地の山地に自生する ヤマアジサイ(別名サワアジサイ)☜湿度のある山地に自生し多種多様である
その2多様に改良される園芸種のもととなったガクアジサイ(別名ハマアジサイ)…☜房総・伊豆・三浦半島の沿岸部や伊豆諸島に自生する
その3⇒アナベルなど、ルーツがアメリカにあるもの
その4⇒オタクサ(シーボルトが持ち出した)など日本から外国に流出して、栽培されたり改良されたのち再び日本に戻ってきたもの

以上のように…家に帰ってから図書館で借りた本を読んで納得した次第です
参考にした(というより…ほとんど受け売りです…)のは家の光協会刊 日本アジサイ協会・鎌倉アジサイ協会監修 『アジサイの世界』 
新潟や東北など多雪地帯にはエゾアジサイと呼ばれる種類もあるそうです。知らなかったね 
外出して…そのとき…んっいったいなんやろと思ったことについて…本を読んで調べたら勉強になりますね 受験勉強と違って楽しいよね
アジサイ協会の皆さんへ、ありがとうございました