摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

急ぎ足で退場した夏 いつのまにか秋

2021年09月16日 | 関西の四季

とにかく雨の良く降る夏でしたね。この夏の百日紅は心なしか場違いなところに出てきたような戸惑ったようすを見せていました。カンカン照りのうだるような暑さのイメージしかない夾竹桃もお盆の頃の大雨に面食らっていましたね。涼しげな色のアメリカンブルー(ヒルガオ科)だけはひと夏中ずっと元気でした。今も咲いています。
植え付けが遅れてしまった里芋は短い夏のせいで遂に成長のチャンスを逃しました。見出し写真は早すぎた秋を恨めしげに迎える里芋です。

  

9月のはじめごろにはタマスダレ(ヒガンバナ科)が束の間一斉に咲いて夏の終わりを感じさせてくれました。可憐な様子をしているけれど猛毒なんだよね。茎がノビルと似ているからと言って食べたら酷い目にあうで。気いつけや。それはそうと秋の七草のフジバカマは丈夫なやつで、毎年同じ場所に必ず律義に顔を出します。しかも年ごとにじりじりと視力範囲を広げていく生命力には脱帽しますね。たいしたもんや。
 

秋のハイキングコースの暗がりによく見かけるホトトギス。チマチマと咲いていた去年と違って大きな花を付けました。また、今年の処暑二百十日の頃思いのほか冥加がたくさん採れました。嬉しい。この調子でスダチやユズも豊作になりそうで嬉しい予感がしています。
 

 


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