摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

春まぢか、晴れた日の散歩コースで

2017年03月08日 | 関西の四季

冬日の中、お正月や節分のころはしばしば地元の泉殿神社の参道を歩きましたここに来ると遥か昔の恩師をしのべます。生意気な中学生だった私たちは素直でなかった…何かと奔走してくださる師に仇名を付けたり、陰口を叩いたり…今から思えば味のあるええセンセイやったのに…と思うのです。センセイのリードで<埴生の宿>や<ホワイトクリスマス>を英語で歌ったのも良い思い出です。柏手を打って深々と頭を下げて…宮司をされていたセンセイにここに来るたびお詫びをしています「神さん拝んでんのとちゃうねんでセンセイにお詫びとお礼をしてるねんで」← とつぶやけば…先生に『君は相変わらずやね』と言われそうですが…



門松に使われた立派なクロマツ 門松にマツが使われるのは、一説にはマツのこずえに神(年神様)が宿るからだようです…また一年中青々として縁起が良い(永遠の命をさずかりそうだ)からみたい←そしたらモミの木を称えるドイツの人びとと門松を立てて松を寿ぐ日本人とはどこかで相通じるものがあるみたいにおもいます…
 

これは高浜神社のオガタマの木 ← モクレン科には珍しい常緑樹 ← 榊(サカキ)と同じように神社の境内に植えられ、玉串(たまぐし)にするなど神事に用いられ、古くから神聖視されている木のようですね。一説には葉を神前に供え、心霊を招くために使うらしいので「招霊(オキタマ)」➾これが転じてオガタマと名付けられたらしいです。神道で出てくる霊とかは、黄泉の国を支配し「見たなあー」と怒り狂うイザナミノミコトを連想したりして何となく怖ーい雰囲気を感じるのですが…アメノウズメノカミが天岩戸(あまのいわと)の前で元祖ストリッパーのように踊ったときに手にしていたのがオガタマの木だったそうで…と聞くと八百万(やおよろず)の神々などは案外ユーモアのセンスもあるカミさんだったのかな

大寒の日だまりに咲くヒメツルソバ「持ち歩き図鑑-身近な野草・雑草」主婦の友社刊によると秋の野草です。1月中はとても元気でした(1月14日撮影)。日足が伸びて寒気が緩むと少しづつ萎れてきて⤵やっぱり秋の野草の仲間かな 
パンジー冬のあいだじゅう元気で経済的で年金生活者のよき友ですが↠パンジーは2月の声を聞くとますます元気になってきました↠菫の仲間ですから春がいいんでしょうね…春の気配に弱いヒメツルソバとは対照的です。

 
 
河川敷でみたロゼッタ…多分スカンポの冬越ししている姿でしょう(2月22日撮影)。「土手のスカンポジャワ更紗… 」という唱歌がありましたね…赤い良い色をしていました。


こちらはタンポポのロゼッタ…寒さに耐え身を縮めて越冬していました(2月22日撮影)。そろそろ春の気配に気づいたら起き上がってくるかもね


マンサクが咲き始めたら、湖西もまもなく春です 背後の山は雪化粧しています(2月26日撮影)


大阪は湖西よりは2から3週間早く春になりそうです 下のコラージュを見てのとおりです
1月14日(金)~2月26日(日)の日記➾ 投稿➾3月7日(火) 追加修正➾3月8日(水)