ナイフの鞘(シース)と言えば、「革」で作られた物を想像しちゃいますが、家で使う用途の果物ナイフ(国産品)なんかでは柄の部分と同じ素材の木で鞘が作られていたりします。
これは、ビクトリノックスの果物ナイフですが、ビニール製のカバーが付いていただけだったので、木で鞘を拵えてみました。

この鞘は2枚の板を張り合わせて作っていますが、加工が楽なように片方の板だけ刃の形に彫って張り合わせてあります。
最近、カタログギフトでこちらのナイフを手に入れました。

ドイツ、ゾーリンゲン地方のロベルト・ヘアダー社の食卓用ナイフで、刃の素材はクロムモリブデンバナジウム鋼が使われています。(クロモリとは、なんだか自転車のフレーム素材みたい・・)
こちらのナイフも食卓用だからか?鞘は付いていなかったので、早速作ることにします・・・
まずは丁度良いサイズの板を2枚用意して、刃の型を取ります。

今回は鞘のセンターに合わせ目が来るよう、両方の板に掘り込みを入れて作ります。
彫刻刀でざっくりと彫りを入れたら、後はヤスリで型を整えて行きます・・・

あまり深く掘ってしまうと鞘として収まりが悪くなるので、ほどほどに・・・
彫りが出来たら、2液性エポキシ接着剤で張り合わせます。

接着剤が乾くまでピンチで挟んでおきます。
接着が出来たら、カッターで外側を削って形を整えます。

この時点では穴を結構キツめにしておいて、刃のサイズに合せて薄いヤスリ等でフィッティングの調整をしていきます。
仕上げに、鞘の穴の刃側部分に抜け防止として爪楊枝を削って小さくしたピースを入れ、漆の「透」で薄く色付けして出来上がり!

もう少し、漆を濃く塗っても良かったかな・・・
これは、ビクトリノックスの果物ナイフですが、ビニール製のカバーが付いていただけだったので、木で鞘を拵えてみました。

この鞘は2枚の板を張り合わせて作っていますが、加工が楽なように片方の板だけ刃の形に彫って張り合わせてあります。
最近、カタログギフトでこちらのナイフを手に入れました。

ドイツ、ゾーリンゲン地方のロベルト・ヘアダー社の食卓用ナイフで、刃の素材はクロムモリブデンバナジウム鋼が使われています。(クロモリとは、なんだか自転車のフレーム素材みたい・・)
こちらのナイフも食卓用だからか?鞘は付いていなかったので、早速作ることにします・・・
まずは丁度良いサイズの板を2枚用意して、刃の型を取ります。

今回は鞘のセンターに合わせ目が来るよう、両方の板に掘り込みを入れて作ります。
彫刻刀でざっくりと彫りを入れたら、後はヤスリで型を整えて行きます・・・

あまり深く掘ってしまうと鞘として収まりが悪くなるので、ほどほどに・・・
彫りが出来たら、2液性エポキシ接着剤で張り合わせます。

接着剤が乾くまでピンチで挟んでおきます。
接着が出来たら、カッターで外側を削って形を整えます。

この時点では穴を結構キツめにしておいて、刃のサイズに合せて薄いヤスリ等でフィッティングの調整をしていきます。
仕上げに、鞘の穴の刃側部分に抜け防止として爪楊枝を削って小さくしたピースを入れ、漆の「透」で薄く色付けして出来上がり!


もう少し、漆を濃く塗っても良かったかな・・・
