あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

10月16日 ブロークンリバー

2011-10-17 | 最新雪情報
10月になっても山に雪は降る。
先週は20cm以上の降雪があった。
だが日差しは春のそれであり、雪はすぐに緩む。
それでも踏まれていない場所は気持ちが良く、人はノートラックの場所を求めハイクアップをして快感に身をゆだねる。
パーマーロッジではビールとバーベキューとおしゃべり。
この時期は街にいると山がどんどん遠くなる。
気持ちを奮い立たせ山に向かい、一度上がればやっぱり山はいいなあ、と思うのだ。



ノートラックの場所を深雪が滑る。新雪の滑りがさまになってきた。親バカか。



いたる所で雪崩は起こる。そのわずかな隙間を人は滑る。



子供が小さい時には足の間に挟み、大きくなると牽引する。



誰かが上から気持ち良さそうに下りてきた。



たまには親子で写真を撮ってもらう。



その奥の快感を求め、人は登る。



スキー博物館にありそうなモノスキーもここでは現役だ。



尾根の上に千切れた雲が浮かんでいた。この雲が好きなのだ。



先週あった雪洞がトンネルになっていた。



急斜面の滑りもさまになってきた。これも親バカ。



この一瞬の中に全てがある。そしてそれは永遠でもある。



帰り際に振り返ってみれば祭りの跡があった。
コメント
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