一段落
2012-08-21 | 日記
今に始まったことではないが、旅行業というのは波がある。
仕事が無いときは全く無いが、忙しい時はメチャクチャ忙しい。
8月半ば、お盆の時は冬で一番忙しい時である。
日本からのお客さんも多いし、オーストラリアからクラブフィールドへ滑りに来る人も多い。
それに加えて、知人友人がボクに会いに来てくれる。
この前は数年前にも記事にした舟橋隠密忍者組織のヤツらが日本酒を手土産に会いに来てくれた。ありがたやありがたや。
http://blog.goo.ne.jp/hijiri_1968/e/6f4bad72da32409626752b2aed9155d1
この時期は疲れも溜まるが、風邪など絶対にひけない。
自分の体調の管理も大切だ。
まあ、その8月も半ばを過ぎるとお客さんの数も減り、自分の時間も持てるようになる。
先日はブロークンリバーにお客さんを送りがてら、深雪をスキーに連れて行った。
カメラを持って行かなかったので写真はない。
今まで鬼門だったアクセストーも自分一人で乗れるようになったし、アランズベイスンの急斜面も問題なく滑った。
確実に子供は成長している。
そしてボクは、このスキー場で子供が育つことに喜びを感じる。
ネットを通して、世界中から暗いニュースが入っているが、今自分がいる状況、娘と一緒にこの山で滑れる環境だけを見ると、そこには光があふれ、心配事などどこにもない。
山は暖かく僕たちを受け入れてくれて、クラブのメンバーとはにこやかに話が弾む。
ロープトーは相変わらずカラカラと動いているし、パーマーロッジの雰囲気も相変わらずだ。
二極化が進む世界で、この場所は常に愛にあふれている。
ここへ来る人は愛というエネルギーを受け取り元気になる。
ここをホームと呼べて仕事ができる僕は幸せ者だ。
夜はニセコでロッジを営む友人が我が家へ来た。
ニセコのビデオを見せてもらいそれをツマミに酒を飲んだ。
雪の軽さが伝わってくる映像だ。
ボクはニセコでというか北海道で滑った事が無い。
昔はニセコでパトロールをする話も上がってきたが実現はしなかった。
新潟の重い雪やニュージーランドの風で叩かれたパウダーで散々滑ったボクがニセコの軽い雪でスキーをするとしたら、純度の低いドラッグをやっていたジャンキーが高品質のコカインを一気にやるようなものだろう。
ニセコの雪もコカインもやった事が無いのだが、なんとなく想像はつく。
そうなったらパウダーに溺れ、きっと別の人生になっていたことだろう。
いつの日かパウダージャンキーにとって最高のドラッグ、ニセコのパウダーで滑ってみたいものだ。
二日酔い気味の頭で友人を空港へ送った後は、犬の散歩で近所の公園へ。
クライストチャーチは雲が低く、今にも雨が降りだしそうな天気だが、遠くの空は雲が切れ、その彼方に青空と雪山が見える。
山は晴れて街は雨。ここはよくこういうことがある。
遠くの雪山を眺めボーっとする。
昨日も多少降ったようだし、今日は良さそうだ。
自分がその場所に行けなくても、意識はいつでも山へ行ける。
ボクの目の前にはキャベッジツリーが生い茂った景色がある。
キャベッジトゥリーはこの国ならどこにでもある。ボクの家の庭にもある。
国立公園のブナの原生林も素敵だが、ボクは何気にあるキャベッジツリーのある景色も好きだ。
家から歩いて5分の所にそんな素敵な公園がある。幸せだ。
山に行けないから不幸せなのではない。今、ここの場所にいることが幸せなのだ。
犬も広い空間を好きなように走り回る。幸せだ。
健康で好きな山で仕事ができる。幸せだ。
夕飯に餃子を作ればこれまた旨く、ビールも美味く、幸せだ。
何より家族で笑顔でご飯が食べられる。当たり前のことだが、当たり前の中に常に幸せはある。
それを感じたときに感謝の念が沸き起こる。
ありがたや、ありがたや、なのである。
仕事が無いときは全く無いが、忙しい時はメチャクチャ忙しい。
8月半ば、お盆の時は冬で一番忙しい時である。
日本からのお客さんも多いし、オーストラリアからクラブフィールドへ滑りに来る人も多い。
それに加えて、知人友人がボクに会いに来てくれる。
この前は数年前にも記事にした舟橋隠密忍者組織のヤツらが日本酒を手土産に会いに来てくれた。ありがたやありがたや。
http://blog.goo.ne.jp/hijiri_1968/e/6f4bad72da32409626752b2aed9155d1
この時期は疲れも溜まるが、風邪など絶対にひけない。
自分の体調の管理も大切だ。
まあ、その8月も半ばを過ぎるとお客さんの数も減り、自分の時間も持てるようになる。
先日はブロークンリバーにお客さんを送りがてら、深雪をスキーに連れて行った。
カメラを持って行かなかったので写真はない。
今まで鬼門だったアクセストーも自分一人で乗れるようになったし、アランズベイスンの急斜面も問題なく滑った。
確実に子供は成長している。
そしてボクは、このスキー場で子供が育つことに喜びを感じる。
ネットを通して、世界中から暗いニュースが入っているが、今自分がいる状況、娘と一緒にこの山で滑れる環境だけを見ると、そこには光があふれ、心配事などどこにもない。
山は暖かく僕たちを受け入れてくれて、クラブのメンバーとはにこやかに話が弾む。
ロープトーは相変わらずカラカラと動いているし、パーマーロッジの雰囲気も相変わらずだ。
二極化が進む世界で、この場所は常に愛にあふれている。
ここへ来る人は愛というエネルギーを受け取り元気になる。
ここをホームと呼べて仕事ができる僕は幸せ者だ。
夜はニセコでロッジを営む友人が我が家へ来た。
ニセコのビデオを見せてもらいそれをツマミに酒を飲んだ。
雪の軽さが伝わってくる映像だ。
ボクはニセコでというか北海道で滑った事が無い。
昔はニセコでパトロールをする話も上がってきたが実現はしなかった。
新潟の重い雪やニュージーランドの風で叩かれたパウダーで散々滑ったボクがニセコの軽い雪でスキーをするとしたら、純度の低いドラッグをやっていたジャンキーが高品質のコカインを一気にやるようなものだろう。
ニセコの雪もコカインもやった事が無いのだが、なんとなく想像はつく。
そうなったらパウダーに溺れ、きっと別の人生になっていたことだろう。
いつの日かパウダージャンキーにとって最高のドラッグ、ニセコのパウダーで滑ってみたいものだ。
二日酔い気味の頭で友人を空港へ送った後は、犬の散歩で近所の公園へ。
クライストチャーチは雲が低く、今にも雨が降りだしそうな天気だが、遠くの空は雲が切れ、その彼方に青空と雪山が見える。
山は晴れて街は雨。ここはよくこういうことがある。
遠くの雪山を眺めボーっとする。
昨日も多少降ったようだし、今日は良さそうだ。
自分がその場所に行けなくても、意識はいつでも山へ行ける。
ボクの目の前にはキャベッジツリーが生い茂った景色がある。
キャベッジトゥリーはこの国ならどこにでもある。ボクの家の庭にもある。
国立公園のブナの原生林も素敵だが、ボクは何気にあるキャベッジツリーのある景色も好きだ。
家から歩いて5分の所にそんな素敵な公園がある。幸せだ。
山に行けないから不幸せなのではない。今、ここの場所にいることが幸せなのだ。
犬も広い空間を好きなように走り回る。幸せだ。
健康で好きな山で仕事ができる。幸せだ。
夕飯に餃子を作ればこれまた旨く、ビールも美味く、幸せだ。
何より家族で笑顔でご飯が食べられる。当たり前のことだが、当たり前の中に常に幸せはある。
それを感じたときに感謝の念が沸き起こる。
ありがたや、ありがたや、なのである。