あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

9月11日 Porters

2014-09-12 | 最新雪情報
一つの仕事が終わった。
お客さんの家族とはこれで3年越しのつきあいだ。

キウィスピリッツ

この家族はポーターズの大ファンで滞在中ほとんどポーターズなのだが、去年は全員でライフォルド、そして今年は娘だけブロークンリバーとオリンパスへ連れて行った。
1週間を超える滞在期間中、毎日僕が送迎をしたわけだが、天気は毎日快晴。
親父は初めてスノーボードに挑戦、娘はクラブフィールドデビュー、そして彼らのスキーホリデーが終わった。
スタッフともなじみなので別れを惜しみ来年の再会を誓い、山を後にした。
ポーターズも平日はガラガラ。
スタッフの数も減らし、こうなると何時閉めるのか、という話になる。
仕事を終えて家に帰ってきたら、桜が綺麗に咲いていた。
巷は春満開、いつまでもスキーという気分じゃなくなるのも無理はないな、と思った。


オリンパスへの道は四つの丘の真ん中を抜けていく。昨日はあそこからこちらを見上げた。


そして滑った斜面も登った稜線もこちらから丸見え。西から雲が押し寄せているのが見える。嵐が来るかな。


反対側をみればクライストチャーチのポートヒルもくっきり。今日は街も良く晴れているようだ。


日当たりの良い斜面には雪は全く無く、日陰の斜面にはそこそこ残っている。


来年はここにチェアリフトがかかる。


ブラフフェイスは今日もクローズ。今年はここを滑ることなくお別れかもしれない。


手前の車が並んでいる辺り、ベースビルディングの屋根ぐらいの高さまで土を盛りリフト乗り場が出来る。夏の一大プロジェクトだな。


家族がスタッフと別れを惜しむ。「来年会おう」という挨拶で山を下った。


家に帰ったら桜が綺麗に咲いていた。


桜の写真は娘が撮った。思い起こせば僕が親父のカメラを借りて自分で写真を撮ったのも娘の年頃だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする