あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

ロックダウン日記。

2020-04-07 | 日記
南場のおっさんの話を書いて、ロックダウンが始まり10日が経った。
毎日の生活に変化は無く、規則正しい生活を送っていると言えよう。
朝は日が昇る前に起きだして、ブログを書いたり、ニュースを見たり。
そうしているうちに女房殿が起きてくるので、お茶を飲み、女房と一緒に犬の散歩。
近くにはだだっ広い公園があるので、たっぷりと散歩をする。
帰ってきて今度はコーヒーなど飲みながら、本を読んだりジグソーパズルをしたり家の中のことをしたり、まったりと過ごす。
そうしているうちに昼時だ。
昼食後は庭仕事。
連日朝のうちは曇り、昼から晴れてくるといった天気が続く。
晴れてくると気温も上がり、庭仕事にも気が入る。
汗をかいて庭仕事をして、夕方になったらそのまま犬の散歩。
これまたたっぷりと公園を歩く。
帰ってきてシャワーで汗を流し、ビールを飲みながらそのまま夕飯に突入。
夕食後はジブリの映画なんぞを家族で見て、時間が早ければその後にドラマなどを見て寝る。
ほぼ毎日こんな具合に過ごしている。
もともと早寝早起きの体質である、お日様が昇る前に起きてお日様が沈んだら寝る。
その生活のサイクルはたぶんこれからも変わらないだろう。

ロックダウンというものがいかに悲惨であり辛いものであり、大変なことなのだというニュースをよく聞く。
たしかに、ある人にとっては行動を制限されて大変なことなのだ。
だがある人にとっては嬉しいことにもなる。
例えばゲームが好きで好きでたまらない、なんて人は毎日朝から晩までゲームができる。
家に居て外に出歩かない、という事が褒められる事であり、お上の御触れなのだ。
テレビが好きな人は1日中テレビを見ていていいし、とにかく家から出なければ非国民にならないわけだ。
こういう時に何をするか、というのは人の生き方そのものなので、他人の生活に干渉するべきでない。
僕の場合は庭仕事が好きなので、毎日庭仕事ができるのが嬉しい。
夏の間、忙しくてなかなかできなかった庭仕事がはかどり、畑もだいぶきれいになった。
温室があるので天気が悪くても温室の中で作業はできる。
それに天気の悪い時は、ビール作りや石鹸作りなど家の中での仕事もある。
庭仕事も家の中の仕事も、全て直接的にお金を稼ぐ仕事ではないが、人間が生きていくために必要な仕事である。
僕自身どちらかといえば、そういうお金を生まない仕事が好きだ。
好きな仕事なので退屈はしない。
やることはいくらでもある。
これを機会に庭のフェンスのペンキ塗りをしようとペンキを買った。
だがその前にフェンスの周りを綺麗にして、古いペンキを落とさなくてはならないし、よくフェンスをみるとけっこうガタがきている。
女房がその辺りの雑草をむしって、ぼくがフェンスの修理なぞしているとそれだけで1日が終わってしまう。
ううむ、こんな具合でやっていたら、ロックダウンの4週間では足りないかもしれないなあ。



でも今回のロックダウンで一番喜んでいるのは、我が家の愛犬のココであろう。
それまでバラバラだった家族が、なぜか分からないが急に戻ってきた。
以前は一人で留守番という事も多かったが、今は家族が常に家に居るので寂しい思いもしない。
なにより大好きな公園の散歩を朝と晩、たっぷりと歩ける。
このままロックダウンがずーっと続けばいいのに、と思っているに違いない。

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