８月９日 Mt Cheeseman

パウダーを求めてクラブスキーフィールドに集う人に人気なのは、ブロークンリバー、クレーギーバーン、オリンパス、この三つである。
そんな中でチーズマンは穴場的な存在で、降雪の翌日でもノートラックが残っていたりする。
そしてここのバックカントリーもなかなか捨てがたい。
新雪７ｃｍ、下の面は柔らかく滑りやすいが、日当たりの良い斜面は午前中で雪が重くなってしまった。
もちろんその前に充分いただきました。ごちそうさま。


朝、きれいな圧雪バーンにポールが張ってあった。その奥にはパウダーバーン。


パウダーは生もの。美味しいうちにいただきます。このバーンの賞味期限はお昼まで。


このスキー場も下半分は雪が少ないが上部は文句なしの雪の量だ。


一滑りしたらお茶でも淹れませう。静岡の新茶をどうぞ。


雪崩の危険度が緑から黄色に変わっていた。


チーズマンのバックカントリーもなかなか良いのだ。


山頂へ。


山頂からブロークンリバーのリッジトーが見えた。


デイロッジは子供部屋も兼ねる。

８月８日 Mt Olympus

ここ数日天気は不安定で、山にも雨混じりの雪が降った。
大体どこの山でも中腹から上が雪になったようだ。
オリンパスでも数ｃｍのパウダー。
新雪の下が柔らかい雪の状態なので滑りやすい。
天候は曇り時々晴れ。
オリンパスはクラブフィールドの中でも秘境のような場所でアプローチが長い。
誰が名づけたのか、神々の遊び場という名称はこの山にふさわしい。


山道に上がる途中にあるボトムハット。山に上がる前にここからパトロールと無線で交信をする。


初級者用ロープトーのロープ張替え作業が行われていた。


今年は看板も新しく今風になっていた。


リフト乗り場付近に雪は少ないが、全体的な雪の量としては例年並み。


数ｃｍでもパウダーはパウダーである。下の面は滑らかで滑りやすい。


ここからはマウントハットがよく見える。
この日は娘が学校のスキー授業でハットに行っていた。
娘がハットで親父がオリンパスか、感慨無量。


そして親父はパウダーをヒャッホーと滑るのだ。


雪崩犬がつまらなさそうに飼い主が来るのを待っていた。


今日のお昼ご飯。


さらにパウダーを求め、人は登る。


曇り時々晴れ。


Frozen Waves


帰り道にレイク・コーリッジへ立ち寄った。
ここからポーターハイツがよく見える。
いつもはあの山の山頂からここを見ているのだな。

８月７日 Broken River

平日のクラブフィールドはとことん人が少ない。
よくこれでやっていけるな、と思うくらい人が少ない。
天気は崩れ、強風に雨混じりの雪。
そんな日はスタッフものんびりとお茶を飲みながらお客さんとおしゃべりをする。
そののんびりさ具合がクラブフィールドの良さなのである。


朝９時半の駐車場。スタッフと泊まりのお客さんの車しかない。


アクセストーはロープトー経験者のみ。それ以外の人は歩いてください。


下部は確かに雪が少なくなったけど、まだロープトーには乗れるぐらいの雪の量だ。


うっすらと虹が出ていた。


人はとことん少ない。貸切状態だ。


山頂もガスに隠れた。


そんな時はバーベキュー。今日はラム肉。塩コショウで下味をつけ、焼いたところに醤油をたらり。


サラダはポテトサラダ。庭で取れたかぼちゃの煮物。そしておむすび。
今年から売り出したブロークンリバーラガービールもお忘れなく。

８月５日 Craigieburn

昨日は気温が下がらず雪は緩んだまま。
オフピステのスキー場は冬山そのもの。
ガチガチの時もあれば春雪もある。
今シーズン初のクレーギーバーンは曇りがちだったがそれなりに楽しめた。
ここも下部は雪が少なく、滑るのはもっぱら上部である。


平日のクラブフィールド。人は少ない


トップトーの乗り場。


山頂の雲がやっと晴れた。


晴れた時がチャンス。ミドルベイスンへ向かう。


尾根上をハイクアップ。


ミドルベイスン上部はたっぷり雪があるが、下部はこんな具合。
雪は繋がっているルートが１本。迷路のような感じで、その１本を当てれば一番下まで歩かずに滑れる。


迷路でルートを外した人は歩いて下る。

８月３日 Porters

シーズンに何回か、スタッフバスのドライバーもする。
朝一でスタッフを乗せて山に上がり、片付けやカフェの清掃などを手伝い夕方５時半ぐらいに山から下る。
オープン前の仕度からクローズ後まで、お客さんと違う視点でスキー場の１日を見る。
相変わらずオフピステは固く、日中雪が緩んでから滑るような状況である。


山あいの低い所に雲が溜まる。そこに日が当たるとまるで入り江のようだ。


スキー場の何でも屋、トモの今日の仕事は駐車場係から始まる。


朝一から怪我人か、と思いきや乗っているのはスキーインストラクター。
朝の人が少ない時間帯で新人パトロールの怪我人搬送の練習。


パトロール小屋もコンテナ。


山頂から見える独特の地形が好きだ。


オリンパスのメイントーもここから見ると急だ。


この時期になると初心者コースにも日が当たる。今日は学校の団体が入ったようで大繁盛だ。


パトロールのアイリーンに誘われて山頂へハイクアップ。


手前はビッグママ。日当たりが良く雪は緩む。奥はブラフフェイス。日当たりが悪く雪は固いままでオープンできない。


ビッグママの奥がなかなか良いのだ。


日向と影のギャップが大きい。