以下の参考記事は産経新聞の記者が28日タブロイド版のニューヨークタイムズ紙の社説を紹介する形になっています。趣旨は「敗北を受け入れよ」と上品な文字になっていますが紙面は「凶器の沙汰は止めろ」とあります。
バイデン候補側のいらだちが良く伝わってきます。
昨日も書いた様に、ここをクリック⇒トランプ大統領側は、1月6日のペンス副大統領主催の両院合同(選挙人確定)委員会で「各州議会による(形式的)選挙人票の報告数」を覆すことに全力を挙げている様です。昨日夜の動画でトランプ大統領が「1月6日 ワシントンで会いましょう」とツイートしたのは、トランプ大統領のサポーターによる遠いところは西海岸からの大型バスでの一大ツアーが企画されていて、大型バスの人も近くの人は自分の車で集まって一大イベントをやる様です。
ペンス大統領にも様々な脅しや家族を含む脅迫が寄せられているのでしょう?! リン・ウッド弁護士は「ペンス副大統領の当日の行動に注目している」と支援とも監視ともとれる発言をしています。
シドニー・パウエル弁護士による、主に Dominion社の集票計算器による「バイデン候補優位とする投票数水増し不正行為」については6日までに最高裁が判断を下すとは思われないので連邦議会を通じて法律に則り解決する努力をする様です。それには5日ジョージア州での上院議員選挙の最終戦で共和党議員が2名選出されなければなりません。また議会で共和党員でも民主党べったりとか中国企業とズブズブと知られている共和党の大物も複数います。国民のサポートがある事を示して、それらの人の裏切りや日和見の態度に規制を掛けないといけません。実に微妙ですね!
米国の大手メディアがトランプ大統領側の情報を流しませんから、日本の主流メディアもそれを流しません。でも丁寧に拾ってゆくと目下1月6日は一つ目の天王山であることは疑いう有りません。もう少し辺りをきょろきょろしてみます。
写真:「狂気の沙汰を終わらせて」との見出しを1面に掲げて、トランプ米大統領に大統領選の敗北受け入れを迫った米紙ニューヨーク・ポスト
産経新聞:
11月の米大統領選でトランプ大統領への支持を表明した米タブロイド紙ニューヨーク・ポストは28日付社説で、民主党のバイデン前副大統領の勝利を認めようとしないトランプ氏に選挙の敗北を受け入れるよう呼びかけた。
トランプ氏はワシントン・ポストなど主要紙の購読を停止する一方、ニューヨーク・ポストを愛読しているとされ、同氏がどう反応するかが注目される。
同紙は1面にトランプ氏の写真と一緒に「大統領、狂気の沙汰を終わらせて」との見出しを掲げ、「暗黒の茶番劇に幕を下ろすときが来た」と訴えた。
社説は、来年1月6日に上下両院合同会議で選挙人投票の結果が正式承認されることに関し、トランプ氏が結果を覆そうと共和党議員らに異議を唱えるよう呼びかけているのは「非民主的な政変を後押しする行為だ」と批判した。
また、トランプ氏には選挙の不正を追及する権利があるとしつつ、不正を示す証拠は「何一つ見つからなかった」と指摘。さらに、集計機に不正があったと陰謀論を唱えるシドニー・パウエル弁護士を「正気でない人物」、政権に戒厳令の布告を推奨するフリン元大統領補佐官を「国家反逆罪に値する」と非難した。
社説はその上で、共和党の将来に重要なのは、同党が上院の過半数を確保できるかを左右する1月5日の南部ジョージア州での上院選2議席の決選投票だと強調し、上院選に関心を集中させるべきだと訴えた。
民主党が両議席を制して上院の過半数を奪回した場合、共和党でのトランプ氏の影響力が消滅するだけでなく、民主党も同氏の下での4年間を「1期限りの異常現象」と一蹴し、同氏は「世界の腐敗について吠(ほ)え立てるリア王と化すことになる」と警告した。
(引用終わり)