
職場のアイドルが大きな豆を持ってきました。
「オーストラリアビーンズ」という豆です。
オーストラリア旅行の時に興味を持ったそうですが、植物をお土産として持ち帰ることはできないのです。
数年後に、これを京都で見つけたときは、かなり興奮したそうです。
現地では、「エンダダ豆」と言うそうです。
日本では、西表島に群生していて、「モダマ」と言うと教えてもらいました。

それにしても、桁外れに大きい豆。
原生地では樹高が40mにもなる植物です。
通称「ジャックと豆の木」と呼ばれるのも納得です。
房の中に豆が入ったまま乾燥されたので、振ると「カラカラ」と音がしました。
最初見たときには木彫だと勘違いしました。
大きさは、長さが約80cm、幅15cm、厚さ約3cmほどでしょうか。
種子の部分は、炒めたりして食べることができ、エイズの薬として注目をされています。
このお豆に含まれるカスタノバーミンという物質が、エイズに効果がある薬が出来ると学会で発表されました。
えっ、興味が出てきたって!
でも、どう見ても、美味しそうには見えませんね。
何でも、ほどほどがよろしいようです。


観葉植物として、一般に販売されていますよ。
日本でも意外と育て易いようです。
明るい窓辺に置くと成長も早く、可愛い新芽が出てきるそうです。
大きくなりすぎた場合、好みの場所から切り戻してあげるよいそうです。
「ジャックと豆の木」の主人公になったつもりで、あなたも育ててみませんか?