安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
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「富士・はやぶさ」の最後を追って東海道へ(2)~戸塚

2009-02-21 22:39:09 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
行程2日目。
ホテルをチェックアウト後、大船から横須賀線で戸塚へ。事前に下調べしておいたお立ち台通信掲載の撮影地がよくわからず、戸塚駅で撮影することに予定を変更。9時25分頃、「富士・はやぶさ」がやってきた。写真はそのときのものである。動画はこちら。いずれも撮影に成功し、ほっとした。

撮影後は観光。妻にぜひ見せたかった鶴岡八幡宮(写真)、鎌倉大仏(写真)そして銭洗弁天に行く。この3つは、10年前、初めて横浜に赴任した直後に私が巡ったのと同じで、鎌倉の典型的観光コースである。銭洗弁天からの帰り、鎌倉名物「葛切り」を2人で食す。2月のこの時期としては暖かい天気のおかげで、冷えた葛切りがおいしかった。

観光終了後は、今夜の宿泊地である熱海にまっすぐ向かう手もあったが、時間もあったのでわざわざ江ノ電に乗り、遠回りする。鎌倉から江ノ電で藤沢に出た後、東海道線で今夜の宿泊地、熱海へ。今夜の宿は、ローマ様式の巨大な風呂があることで知られるホテル大野屋である。

熱海は、30~40年前は団体旅行・新婚旅行の定番だったが、施設の老朽化・サービスの陳腐化で20年ほど前から地盤沈下が著しく、最近では経営的に苦境に陥る旅館もあったといわれる。しかし昨年夏、急激な原油高騰という思わぬ追い風もあり、鉄道で比較的首都圏から近い熱海は、手軽に行ける「安・近・短」な観光地として時ならぬ賑わいを見せたと報じられた。

原油高騰も収束した昨年秋以降、再び熱海には冷たい風が吹いて閑古鳥が鳴いているのかと思いながら現地入りしたところ、その予想は良い意味で裏切られた。シーズンオフの2月にもかかわらず、夜の帳が下り始めると、数え切れないほどたくさんの温泉ホテル、観光ホテルの窓に次々と灯りが点り始めたからだ。

昨年夏、マスコミで報じられた「熱海復権」は事実だった。私は、なぜかそれがとても嬉しかった。大野屋のローマ風呂は、思わず泳ぎ出したくなるほど広かった。泉質は、塩辛い味のするナトリウム泉。妻にとっては、2009年の初温泉だった。

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