保津川下りの船頭さん

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ベトナム旅行社一行様へ。日越をつなぐ了以のものがたり。

2018-04-22 14:12:18 | インバウンド
ベトナムの旅行社ご一行様、角倉了以像の前で記念写真!

16世紀後半、京の豪商・角倉了以は安南(ベトナム)への朱印船貿易に着手します。

長さ36m、幅16m、乗船数400人の桁外れの豪華巨大船が角倉船でした。

当時ではオランダン船の倍、中国船の4倍の大きさでした。
歌舞伎の「天竺徳兵衛」でも徳兵衛が乗り込む模様が描かれています。

「貿易とは、お互いの国同士がともに富ますということが最も大事な事である」
という精神の上に、世界の海へ出た角倉船。
それは欧州諸国が大航海時代においてアジアへ進出した形とは明らかに違う
今のグローバルスタンダードにも沿う先進的な思想を持った貿易でした。

さて、ベトナムからお越しの皆様へ、了以さんとベトナムのぼご縁の話をさせて頂くと、
皆さまとても感心を持たれ、了以像の前で記念写真を撮ろうということで盛り上がりました。

400年の時を超え、つながる日本とベトナムの物語。

今年は時あたかも日越国交樹立45周年の記念の年。

これから日越の新時代に、了以さんの物語がよみがえり「橋渡し」をされる様な手応えを感じました。

ご紹介下さった石黒様にも心より感謝申し上げます。

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