昨日に通過した台風12号の影響を受け、京都の保津川も
河川水位が急激に上昇し、狭小部の渓谷内では4mを超える
危険水量になっています。
雨の峠は越えたものの、河川水量は以前、増水傾向にあります。
保津川下りは台風に伴う強風の影響もあり2日より運休とし
対岸に係留している舟も堤防裏に避難させてあります。
レッカーとトラックで係留場(川岸に浮かべ、つないである)から
舟を運びだし堤防裏の広場へ移動し避難させます。
横並びに置かれた舟は流れる舟が一艘もない様にお互いをロープで結び合い
ガードレールの柱など固定された物に巻き付け、流出を防止するのです。
「陸の置かれる舟」
この堤防裏の広場に避難され、つないである保津川下りの舟の風景は、
保津大橋がこの場所に架かって以来、保津川の増水時では
おなじみの風景になりつつあります。
水運が残るまち、流域の風景がここにもあります。
自然の猛威に対峙し、時に避難し、また壊されることがあっても
再び立ち直し、歴史をつなげてきた川流域の風景は、
自然とともに生きてきた人間の記憶の風景でもあるのではないでしょうか。
河川水位が急激に上昇し、狭小部の渓谷内では4mを超える
危険水量になっています。
雨の峠は越えたものの、河川水量は以前、増水傾向にあります。
保津川下りは台風に伴う強風の影響もあり2日より運休とし
対岸に係留している舟も堤防裏に避難させてあります。
レッカーとトラックで係留場(川岸に浮かべ、つないである)から
舟を運びだし堤防裏の広場へ移動し避難させます。
横並びに置かれた舟は流れる舟が一艘もない様にお互いをロープで結び合い
ガードレールの柱など固定された物に巻き付け、流出を防止するのです。
「陸の置かれる舟」
この堤防裏の広場に避難され、つないである保津川下りの舟の風景は、
保津大橋がこの場所に架かって以来、保津川の増水時では
おなじみの風景になりつつあります。
水運が残るまち、流域の風景がここにもあります。
自然の猛威に対峙し、時に避難し、また壊されることがあっても
再び立ち直し、歴史をつなげてきた川流域の風景は、
自然とともに生きてきた人間の記憶の風景でもあるのではないでしょうか。
「陸に置かれる舟」私は見たことがありませんが、不思議な光景です。
ところで、昨日はフォーラムで思いがけずお会いできて、覚えていて下さりありがとうございました。
はっちんさんが質問された『江戸時代に保津川下りはあったのか?』
まさしく、今私が研究している内容です。
まだまだ文献を探している段階ですが、昨日の講演を拝聴し、研究に一層意欲が湧いてきました。
お客さま相手のお仕事のみならず、このように船を守り、また昼夜問わず川を見回り…水が引いてきたら、ゴミ排除にも取り掛かられるとか。
増水したから川下り中止でお休みしてゆっくり、ではないのですね。
本当に皆さんのお仕事は頭が下がります。どうぞお疲れ出ませんように。
余談ですが、先日川下りさせて頂いた後、3台船を移送するトラックを初めて見ました!時間的に私が乗った船もある!と子供みたいにトキメキました(笑)
そして…高じて夕方には、船を上げる作業をこっそり?見学しておりました(笑)初めて見ました…なるほど!
先日はフォーラムにお越し下さりありがとうございました。
私は同会の副会長をしております。
筏や舟といった保津川(大堰川)の水運は京都という日本をリードしてきた地域を支えてきた事業で、歴史的蓄積も価値にも、世界遺産になりうる資質は十分にあると確信しています。
あとは進め方・手法など方法論の問題だと思っています。
ぜひ、ひよりさんも会員になって頂き、ご協力をしていただけたら嬉しく思います。
いかがですか?
窓口は亀岡市教育委員会・社会教育課です。
台風や活発な梅雨前線の到来などの情報を聞くと、本当にドキッ!とします。
幸い今回の台風では一時的な河川増水だけで済みましたが、近畿の川下り仲間の川が甚大な被害を受けました。
身につまされる思いで、心が痛みます・・・
自然の猛威の恐ろしさをあらためて再認識し、危機管理考えていかなければいけません。